特許
J-GLOBAL ID:201503016778427220

膜電極接合体の製造方法、膜電極接合体、及び固体高分子形燃料電池

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 廣瀬 一 ,  宮坂 徹
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-035897
公開番号(公開出願番号):特開2015-162309
出願日: 2014年02月26日
公開日(公表日): 2015年09月07日
要約:
【課題】反応ガスの拡散性と、電極反応で生成した水の除去等を阻害せずに保水性とを高め、低加湿条件下でも高い発電特性を示す電極触媒層を備える膜電極接合体の製造方法を提供する。【解決手段】高分子電解質膜を一対の電極触媒層で狭持した膜電極接合体であって、電極触媒層は、高分子電解質及び触媒物質を担持した粒子を備える。一対の電極触媒層のうち少なくとも一方の電極触媒層は、高分子電解質膜の平面方向において、第1の電極触媒部と、それに隣接する第2の電極触媒部と、の少なくとも2つに分割されている。分割された電極触媒層において、水銀圧入法で求められる細孔の円筒近似による換算での直径1.0μm以下の細孔容積の値は、ガスの入口側に設ける第1の電極触媒部の値よりも、ガスの出口側に設ける第2の電極触媒部の値のほうが大きい。その差は0.1mL/g以上1.0mL/g以下である。【選択図】図1
請求項(抜粋):
高分子電解質膜を一対の電極触媒層で挟持した膜電極接合体の製造方法であって、 前記一対の電極触媒層のうち少なくとも一方の電極触媒層を形成する工程は、 前記高分子電解質膜の平面方向において、第1の領域に第1の触媒インクを塗布して乾燥させることによって、第1の電極触媒部を形成する工程と、 前記高分子電解質膜の平面方向において、前記第1の領域に隣接する第2の領域に第2の触媒インクを塗布して乾燥させることによって、前記第1の電極触媒部に隣接する第2の電極触媒部を形成する工程と、 を有し、 前記第2の電極触媒部の細孔容積を、前記第1の電極触媒部の細孔容積よりも大きくすることを特徴とする膜電極接合体の製造方法。
IPC (3件):
H01M 4/88 ,  H01M 4/86 ,  H01M 8/10
FI (3件):
H01M4/88 K ,  H01M4/86 M ,  H01M8/10
Fターム (13件):
5H018AA06 ,  5H018BB00 ,  5H018BB06 ,  5H018BB08 ,  5H018DD10 ,  5H018HH00 ,  5H018HH04 ,  5H018HH08 ,  5H026AA06 ,  5H026BB00 ,  5H026BB03 ,  5H026BB04 ,  5H026CX05
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 燃料電池用電極触媒層およびその製造方法
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2012-143156   出願人:凸版印刷株式会社
  • 固体高分子型燃料電池
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-204814   出願人:日産自動車株式会社
  • 電極-膜接合体
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2005-268289   出願人:JSR株式会社, 本田技研工業株式会社
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