特許
J-GLOBAL ID:201503018219617704

車輪用軸受装置の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 城村 邦彦 ,  熊野 剛
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-049726
公開番号(公開出願番号):特開2013-154877
特許番号:特許第5826781号
出願日: 2013年03月12日
公開日(公表日): 2013年08月15日
請求項(抜粋):
【請求項1】 ホイールに取り付けるためのフランジを有するハブ輪と、このハブ輪の外周側に配設される複数の外側軌道面、この複数の外側軌道面に対向する複数の内側軌道面、および対向する外側軌道面と内側軌道面との間に配置された複数列の転動体を有する複列の転がり軸受と、等速自在継手の外側継手部材とを備え、ハブ輪の孔部に嵌挿される等速自在継手の外側継手部材の軸部がハブ輪と結合された車輪用軸受装置の製造方法であって、 外側継手部材の軸部の外径面に、軸方向に延びる凸部を円周方向の複数個所に配置してなり、かつ凸部の周面でスプライン歯面を構成したスプラインを設け、 ハブ輪の孔部の内径面に複数の小凹部を形成し、 ハブ輪のインボード側端を外径側へ加締めて加締部を形成して、この加締部にて車輪用軸受に対して予圧を付与し、 その後、スプラインを、軸方向に沿ってハブ輪の孔部の内径面に圧入することで凸部をハブ輪の内径面に設けられた小凹部に圧入し、ハブ輪の孔部内径面に、圧入した凸部による切削で凹部を形成して、凸部と凹部との嵌合部位全域が密着する凹凸嵌合構造を構成し、 加締部と、この加締部に相対面する外側継手部材のマウス部のバック面とを接触させ、 ハブ輪の孔部に嵌挿された外側継手部材の軸部がハブ輪から抜けるのを、前記凹凸嵌合構造よりもアウトボード側でハブ輪と接触することで規制する軸部抜け止め構造を前記外側継手部材の軸部に設けると共に、軸部の凸部を、加締め部と外側継手部材のバック面との接触部から、前記軸部抜け止め構造のハブ輪との接触部に至るまでの間で、ハブ輪と軸方向で当接させて、外側継手部材の軸部の圧入方向への位置ずれを規制することを特徴とする車輪用軸受装置の製造方法。
IPC (5件):
B60B 35/14 ( 200 6.01) ,  B60B 35/18 ( 200 6.01) ,  F16D 1/072 ( 200 6.01) ,  F16D 1/09 ( 200 6.01) ,  F16D 3/20 ( 200 6.01)
FI (5件):
B60B 35/14 U ,  B60B 35/18 A ,  F16D 1/06 B ,  F16D 1/06 T ,  F16D 3/20 Z
引用特許:
審査官引用 (7件)
  • 車両用軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2007-150276   出願人:株式会社ジェイテクト
  • 特開昭62-251522
  • 特開昭62-251522
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