特許
J-GLOBAL ID:200903059973536052

車両用軸受装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 岡田 和秀
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-150276
公開番号(公開出願番号):特開2007-276780
出願日: 2007年06月06日
公開日(公表日): 2007年10月25日
要約:
【課題】 等速ジョイントをハブユニットに組付けるに当たってかしめ部の構造を簡易なものにできる車両用軸受装置を提供する。 【解決手段】 複列転がり軸受5で車体側に支持されるハブユニット1の挿通孔2に、等速ジョイント3の軸部4をスプライン嵌合し、軸受5の内輪20の車両インナ側端面に、ハブユニット1における車両インナ側端部を拡径した後かしめ、そのかしめ部の車両インナ側の軸心6方向に沿う断面形状は、車両インナ側に突出する凸曲面に形成し、軸部4をハブユニット1に対して相対的に軸心方向で近接させて連結するときに、等速ジョイント3におけるハブユニット1側に対向する平坦な端面をかしめ部の凸曲面に接当させて車両アウタ側へ押圧することで凸曲面を微小に塑性変形させて、かしめ部と等速ジョイント3の車両アウタ側端面とを全周にわたって面接触させている。 【選択図】図1
請求項(抜粋):
車体側に支持される複列転がり軸受に軸心周りで回転自在に支承した車輪取付け用のハブユニットと、該ハブユニットに前記軸心に沿うように形成された挿通孔に車両インナ側からスプライン嵌合する軸部を一端側に設け、他端側に駆動軸を前記ハブユニットに対して傾動可能に連動連結する等速ジョイントとにより構成するとともに、前記複列転がり軸受における内輪を前記等速ジョイント近くに配置し、かつ、この内輪の車両インナ側端面に、前記ハブユニットにおける車両インナ側端部を拡径した後かしめて前記ハブユニットと前記内輪とを一体化した車両用軸受装置であって、 前記内輪を車両インナ側からかしめるかしめ部の車両インナ側の前記軸心方向に沿う断面形状は、車両インナ側に突出する凸曲面に形成し、かつ、前記軸部を前記ハブユニットに対して相対的に前記軸心方向で車両アウタ側に移動させて連結するときに、前記等速ジョイントにおける前記ハブユニット側に対向する平坦な端面を前記かしめ部の凸曲面に接当させて車両アウタ側へ押圧することで該凸曲面を微小に塑性変形させて、前記かしめ部と前記等速ジョイントの車両アウタ側端面とを全周にわたって面接触させていることを特徴とする車両用軸受装置。
IPC (2件):
B60B 35/14 ,  F16D 1/06
FI (3件):
B60B35/14 U ,  F16D1/06 S ,  F16D1/06 Q
引用特許:
出願人引用 (1件)
  • 軸受装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平10-258807   出願人:光洋精工株式会社
審査官引用 (5件)
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