特許
J-GLOBAL ID:201503019207524197

時系列データの類似部分抽出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人みのり特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-011947
公開番号(公開出願番号):特開2015-139454
出願日: 2014年01月27日
公開日(公表日): 2015年08月03日
要約:
【課題】解析者に負担をかけることなく、客観的な基準に従って複数の時系列データの類似部分を抽出可能な類似部分抽出方法を提供する。【解決手段】i番目の第1ベクトルiおよびj番目の第2ベクトルjのコサイン類似度i,jを算出し、(1)コサイン類似度i,jが所定の許容閾値αよりも大きい場合は、セルi-1,j-1のスコアに該コサイン類似度i,jを加算したものをセルi,jのスコアとする一方、(2)コサイン類似度i,jが許容閾値αよりも小さい場合は、セルi-1,jのスコアにコサイン類似度i-1,jを加算したもの、またはセルi,j-1のスコアにコサイン類似度i,j-1を加算したものから、所定のペナルティ値を減算したものをセルi,jのスコアとするスコアテーブル作成工程を含む。【選択図】図4
請求項(抜粋):
任意の物理量を一定時間毎にn回(ただし、nは3以上の整数)測定することにより得た第1時系列データと、前記物理量を一定時間毎にm回(ただし、mは3以上の整数)測定することにより得た第2時系列データとの類似部分を抽出する方法であって、 前記第1時系列データを構成する連続する2つの測定点の差に基づいてn-1個の第1ベクトルを生成するとともに、前記第2時系列データを構成する連続する2つの測定点の差に基づいてm-1個の第2ベクトルを生成するベクトル化工程と、 前記第1ベクトルおよび前記第2ベクトルに基づいて、(n-1)×(m-1)個のセルで構成されたスコアテーブルを作成するステップであって、前記n-1個の第1ベクトルのうちのi番目(ただし、iはn-1以下の自然数)の第1ベクトルiおよび前記m-1個の第2ベクトルのうちのj番目(ただし、jはm-1以下の自然数)の第2ベクトルjのコサイン類似度i,jを算出し、(1)前記コサイン類似度i,jが所定の許容閾値よりも大きい場合は、セルi-1,j-1のスコアに該コサイン類似度i,jを加算したものをセルi,jのスコアとする一方、(2)前記コサイン類似度i,jが前記許容閾値よりも小さい場合は、セルi-1,jのスコアにコサイン類似度i-1,jを加算、またはセルi,j-1のスコアにコサイン類似度i,j-1を加算したものから、所定のペナルティ値を減算したものをセルi,jのスコアとするスコアテーブル作成工程と、 前記スコアテーブルを構成する前記セルのうちの最もスコアの高いセルから出発して、該セルのスコアを算出する際に使用したスコアのセルをトレースバックして行き、前記トレースバックの軌跡に対応する前記第1ベクトルおよび前記第2ベクトルを特定するトレースバック工程と、 を含むことを特徴とする方法。
IPC (1件):
A61B 5/145
FI (1件):
A61B5/14 322
Fターム (3件):
4C038KK01 ,  4C038KL05 ,  4C038KL07
引用文献:
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