特許
J-GLOBAL ID:201503019751713750
表面修飾バイオファイバー、その製造方法、並びに、表面修飾バイオファイバーを含有する分散液及び樹脂組成物
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人セントクレスト国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-019376
公開番号(公開出願番号):特開2015-145546
出願日: 2014年02月04日
公開日(公表日): 2015年08月13日
要約:
【課題】溶媒中での分散性に優れた、表面修飾バイオファイバーを容易に得ることが可能な製造方法の提供。【解決手段】バイオファイバー、第1のモノマー、及び溶媒を含有する反応溶液中において、前記第1のモノマーをリビングラジカル重合せしめると共に得られた第1のポリマーを前記バイオファイバーの表面に付着させて、親水性ブロック(A)を得る第1の重合工程と、前記反応溶液に第2のモノマーを添加し、前記第2のモノマーをリビングラジカル重合せしめると共に得られた第2のポリマーを前記第1のポリマーの伸長末端に重合せしめて、前記親水性ブロック(A)の外側に積層された疎水性ブロック(B)を得る第2の重合工程とを含み、前記バイオファイバーEBF、前記第1のポリマーEA、前記第2のポリマーEB及び前記溶媒の表面自由エネルギーESが、以下の条件を満たす。EBF>EA>EB>ES【選択図】なし
請求項(抜粋):
表面修飾バイオファイバーの製造方法であって、
バイオファイバー、第1のモノマー、及び溶媒を含有する反応溶液中において、前記第1のモノマーをリビングラジカル重合せしめると共に得られた第1のポリマーを前記バイオファイバーの表面に付着させて、前記第1のポリマーからなり、前記バイオファイバーの表面に配置された親水性ブロック(A)を得る第1の重合工程と、
前記第1の重合工程の後、前記反応溶液に第2のモノマーを添加し、前記第2のモノマーをリビングラジカル重合せしめると共に得られた第2のポリマーを前記第1のポリマーの伸長末端に重合せしめて、前記第2のポリマーからなり、前記親水性ブロック(A)の外側に積層された疎水性ブロック(B)を得る第2の重合工程とを含み、
前記バイオファイバー、前記第1のポリマー、前記第2のポリマー及び前記溶媒の表面自由エネルギーが、下記式(1):
EBF>EA>EB>ES ・・・(1)
[式(1)中、EBFはバイオファイバーの表面自由エネルギーを示し、EAは第1のポリマーの表面自由エネルギーを示し、EBは第2のポリマーの表面自由エネルギーを示し、ESは溶媒の表面自由エネルギーを示す。]
で表される条件を満たすことを特徴とする、
表面修飾バイオファイバーの製造方法。
IPC (2件):
FI (2件):
Fターム (6件):
4L033AA02
, 4L033AB01
, 4L033AC03
, 4L033AC15
, 4L033CA13
, 4L033CA18
引用特許:
審査官引用 (3件)
-
セルロース及び分散剤を含む組成物
公報種別:公開公報
出願番号:特願2013-036494
出願人:国立大学法人京都大学, 王子ホールディングス株式会社, DIC株式会社, 三菱化学株式会社, 星光PMC株式会社
-
セルロース繊維分散液
公報種別:公開公報
出願番号:特願2009-025873
出願人:コニカミノルタホールディングス株式会社
-
気相ラジカル重合方法およびそれにより得られるポリマー
公報種別:公表公報
出願番号:特願2003-569683
出願人:ヘンケル・コマンディットゲゼルシャフト・アウフ・アクチエン
引用文献:
前のページに戻る