特許
J-GLOBAL ID:201503020731342354
二酸化炭素富化デバイス
発明者:
,
,
,
,
,
出願人/特許権者:
,
代理人 (4件):
鮫島 睦
, 田村 恭生
, 言上 惠一
, 山尾 憲人
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2012003505
公開番号(公開出願番号):WO2012-164912
出願日: 2012年05月29日
公開日(公表日): 2012年12月06日
要約:
高い富化性能を有しかつ駆動時に要するエネルギーを大幅に低減することができる二酸化炭素富化デバイスを提供する。ガス拡散電極1と、ガス拡散電極1から離間して配置されたガス拡散電極2と、ガス拡散電極1とガス拡散電極2との間にガス拡散電極1とガス拡散電極2とに接触して存在する電解液3と、を有する二酸化炭素富化デバイスであって、電解液3は、溶媒と、該溶媒に溶解された溶質と、を含み、溶質が溶媒に溶解されて、炭酸、炭酸水素イオン、炭酸イオンの少なくとも一種を含む溶存無機炭素が生成されており、ガス拡散電極1での酸素還元反応により酸素が消費されるとともに、二酸化炭素の溶媒への溶解、電離反応により、溶存無機炭素が生成され、溶質由来の溶存無機炭素、又はガス拡散電極1で生成された溶存無機炭素がガス拡散電極2へ輸送され、ガス拡散電極2での溶媒の酸化反応によりガス拡散電極2近傍で溶媒から酸素が生成されるとともに、溶存無機炭素から二酸化炭素が生成されることを特徴とする。
請求項(抜粋):
第1のガス拡散電極と、
前記第1のガス拡散電極から離間して配置された第2のガス拡散電極と、
前記第1のガス拡散電極と前記第2のガス拡散電極との間に前記第1のガス拡散電極と前記第2のガス拡散電極とに接触して存在する電解液と、を有してなる二酸化炭素富化デバイスであって、
前記電解液は、溶媒と、該溶媒に溶解された溶質と、を含み、前記溶質が前記溶媒に溶解されて、炭酸、炭酸水素イオン、炭酸イオンの少なくとも一種を含む溶存無機炭素が生成されており、
前記第1のガス拡散電極での酸素還元反応により酸素が消費されるとともに、二酸化炭素の溶媒への溶解、電離反応により、溶存無機炭素が生成され、
前記溶質由来の溶存無機炭酸、又は前記第1のガス拡散電極で生成された溶存無機炭素が前記第2のガス拡散電極へ輸送され、
第2のガス拡散電極での溶媒の酸化反応により当該第2のガス拡散電極近傍で溶媒から酸素が生成されるとともに、溶存無機炭素から二酸化炭素が生成される二酸化炭素富化デバイス。
IPC (6件):
C01B 31/20
, C25B 1/00
, C25B 11/03
, C25B 11/06
, C25B 11/08
, C25B 11/12
FI (7件):
C01B31/20 A
, C25B1/00 Z
, C25B11/03
, C25B11/06 A
, C25B11/08
, C25B11/12
, C25B11/08 Z
Fターム (27件):
4G146JA02
, 4G146JB06
, 4G146JC01
, 4G146JC17
, 4K011AA11
, 4K011AA20
, 4K011AA23
, 4K011AA30
, 4K011AA48
, 4K011BA02
, 4K011BA07
, 4K011BA08
, 4K011DA11
, 4K021AB25
, 4K021BA01
, 4K021BA17
, 4K021BB01
, 4K021BB02
, 4K021BB03
, 4K021CA15
, 4K021DA11
, 4K021DA13
, 4K021DB16
, 4K021DB18
, 4K021DB40
, 4K021DB43
, 4K021DC15
前のページに戻る