特許
J-GLOBAL ID:201503021544362461

空気におけるLIOBを回避する光ベースの皮膚処理デバイス

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 津軽 進 ,  笛田 秀仙 ,  小松 広和
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-560514
公開番号(公開出願番号):特表2015-509792
出願日: 2013年03月26日
公開日(公表日): 2015年04月02日
要約:
毛又は皮膚組織のレーザ誘導光学破壊(LIOB)により皮膚30を処理するための入射光ビーム21を供給するための光源18と、前記入射光ビーム21が当該デバイス10,20を出るのを可能にするための透明出口窓14と、当該皮膚処理デバイス10,20の外側で毛又は皮膚組織における焦点スポット221,222に前記入射光ビーム21を集光するための光学系とを有する、光ベースの皮膚処理デバイス10,20が提供される。前記出口窓14は、光学散乱特性をもつ外側表面41,42,43,44を有し、前記入射光ビーム21の予め決められた出力及びパルス持続期間の間、前記外側表面41,42,43,44が前記出口窓14の屈折率n1に等しい屈折率をもつ媒体と接触しているときには、前記焦点スポットの寸法は、前記焦点スポットにおけるLIOB現象を誘導するための閾値を超える、前記焦点スポットにおける前記入射光ビーム21の電力密度のために十分に小さくなり、前記外側表面41,42,43,44が空気の屈折率n2に等しい屈折率をもつ媒体と接触しているときには、前記焦点スポットの寸法は、前記焦点スポットにおけるLIOB現象を誘導するための閾値を超えない、前記焦点スポットにおける前記入射光ビーム21の電力密度のために十分に大きくなる。
請求項(抜粋):
光ベースの皮膚処理デバイスであって、 毛又は皮膚組織のレーザ誘導光学破壊(LIOB;laser induced optical breakdown)により皮膚を処理するためのパルス化された入射光ビームを供給するための光源と、 前記入射光ビームが当該デバイスを出るのを可能にするための透明出口窓と、 当該皮膚処理デバイスの外側で毛又は皮膚組織における焦点スポットに前記入射光ビームを集光するための光学系とを有し、 前記出口窓は、光学散乱特性をもつ外側表面を有し、前記入射光ビームの予め決められた出力及びパルス持続期間の間、前記外側表面が前記出口窓の屈折率に等しい屈折率をもつ媒体と接触しているときには、前記焦点スポットの寸法は、前記焦点スポットにおけるLIOB現象を誘導するための閾値を超える、前記焦点スポットにおける前記入射光ビームの電力密度のために十分に小さくなり、前記外側表面が空気の屈折率に等しい屈折率をもつ媒体と接触しているときには、前記焦点スポットの寸法は、前記焦点スポットにおけるLIOB現象を誘導するための閾値を超えない、前記焦点スポットにおける前記入射光ビームの電力密度のために十分に大きくなる、光ベースの皮膚処理デバイス。
IPC (4件):
A61N 5/067 ,  A61B 18/20 ,  A45D 44/22 ,  A45D 26/00
FI (4件):
A61N5/06 E ,  A61B17/36 350 ,  A45D44/22 Z ,  A45D26/00 Z
Fターム (16件):
4C026AA10 ,  4C026BB07 ,  4C026FF23 ,  4C026FF33 ,  4C026GG03 ,  4C026HH04 ,  4C026HH15 ,  4C082RA01 ,  4C082RC08 ,  4C082RE23 ,  4C082RE35 ,  4C082RJ03 ,  4C082RL04 ,  4C082RL06 ,  4C082RL15 ,  4C082RL24
引用特許:
出願人引用 (3件)

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