特許
J-GLOBAL ID:201503029575062319

冷凍装置及び冷凍装置の制御方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 新樹グローバル・アイピー特許業務法人
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-229495
公開番号(公開出願番号):特開2015-090227
出願日: 2013年11月05日
公開日(公表日): 2015年05月11日
要約:
【課題】脱出させるべき気液二相状態が特定の箇所で発生しているときに、気液二相状態からの速やかな脱出が可能な冷凍装置を提供する。【解決手段】室内側制御装置47,57,67は、脱出させるべき気液二相状態になっていると判断される所定の状況に現在状態量がなったと判定されたときには、弁開度の制御を気液二相状態でない定常時に行われる第1制御状態から第2制御状態に切り換える。室内膨張弁41,51,61の弁開度の動作量の変化に対する現在状態量と制御目標値との偏差の寄与について第1制御状態のよりも第2制御状態の方を小さくして、弁開度を小さくする速度が、第1制御状態よりも第2制御状態の方が速くなるように設定されている。【選択図】図1
請求項(抜粋):
冷媒を圧縮する圧縮機(21)と、冷媒との熱交換を行なわせる熱源側熱交換器(23)及び利用側熱交換器(42,52,62)と、冷媒の減圧を弁開度により調節可能な減圧機構(38,41,51,61)を有し、冷媒を循環させて蒸気圧縮式冷凍サイクルを行なう冷媒回路(11)と、 前記冷媒回路に取り付けられ、気液二相状態か否かの判定に用いられる前記利用側熱交換器若しくは前記熱源側熱交換器の出口側又は前記圧縮機の吸入側における現在状態量を検出するための前記冷媒回路の冷媒の状態量を検知するセンサ(29,30,31,39,44,54,64,45,55,65)と、 前記現在状態量と前記現在状態量を近づけるべき制御目標値との偏差を小さくするように前記弁開度を制御可能に構成され、前記利用側熱交換器若しくは前記熱源側熱交換器の出口側又は前記圧縮機の吸入側において脱出させるべき気液二相状態になっていると判断される所定の状況に前記現在状態量がなったと判定されたときには、前記弁開度の制御を気液二相状態でない定常時に行われる第1制御状態から第2制御状態に切り換える制御装置(47,57,67)と、 を備え、 前記制御装置は、前記弁開度の動作量の変化に対する前記偏差の寄与について前記第1制御状態のよりも前記第2制御状態の方を小さくして、前記弁開度を小さくする速度が、前記第1制御状態よりも前記第2制御状態の方が速くなるように設定されている、冷凍装置。
IPC (1件):
F25B 1/00
FI (1件):
F25B1/00 304H
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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