特許
J-GLOBAL ID:201503034278661525

燃料噴射状態推定装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山田 強 ,  日野 京子 ,  松田 洋
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-141382
公開番号(公開出願番号):特開2015-014249
出願日: 2013年07月05日
公開日(公表日): 2015年01月22日
要約:
【課題】燃料噴射量が十分に多くない場合でも、燃料噴射状態の推定精度の低下を抑制することが可能な燃料噴射状態推定装置を提供する。【解決手段】燃料噴射システムに適用される燃料噴射状態推定装置30であって、燃料噴射弁10による燃料噴射時に、燃圧センサ20により検出される燃料圧力に基づいて第1波形を取得する第1波形取得部と、予め作成された供給脈動モデルに基づいて、モデル波形Wmを演算する供給脈動演算部と、供給脈動演算部により演算されるモデル波形Wmを第1波形Wαから除去した第2波形W’を取得する第2波形取得部と、燃料噴射終了直後に、燃圧センサ20により検出される燃料圧力に基づいて第3波形Wβを取得する第3波形取得部と、前記第2波形W’に基づいて噴射率波形を演算する噴射率演算部と、第3波形Wβの燃料圧力の最大値に基づいて、供給脈動モデルを補正する補正部と、を備える。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
燃料を蓄圧保持する蓄圧容器(42)と、前記燃料を噴射孔(11b)から噴射する燃料噴射弁(10)と、前記蓄圧容器から前記噴射孔まで前記燃料を流通させる燃料通路(42b,11a)と、前記燃料通路内の燃料圧力を検出する燃圧センサ(20)と、を備える燃料噴射システムに適用される燃料噴射状態推定装置(30)であって、 前記燃料噴射弁による前記燃料の噴射時に前記燃圧センサにより検出される前記燃料圧力に基づいて、前記燃料圧力の変化を表す第1波形を取得する第1波形取得部と、 予め作成された供給脈動モデルに基づいて、前記燃料噴射弁による前記燃料の噴射時に前記蓄圧容器から前記燃料通路を通じて前記燃料噴射弁へ供給される燃料によって発生する供給脈動波形を演算する供給脈動演算部と、 前記演算部により演算される前記供給脈動波形を前記第1波形から除去した第2波形を取得する第2波形取得部と、 前記燃料噴射弁による前記燃料の噴射終了直後に前記燃圧センサにより検出される前記燃料圧力に基づいて、前記燃料圧力の変化を表す第3波形を取得する第3波形取得部と、 前記第2波形取得部により取得される前記第2波形に基づいて、前記燃料の噴射状態を表す噴射率波形を演算する噴射率演算部と、 前記第3波形取得部により取得される第3波形の前記燃料圧力に基づいて、前記供給脈動演算部により演算される前記供給脈動波形を補正する補正部と、を備えることを特徴とする燃料噴射状態推定装置。
IPC (2件):
F02M 65/00 ,  F02D 45/00
FI (3件):
F02M65/00 304 ,  F02M65/00 303 ,  F02D45/00 364D
Fターム (4件):
3G384AA03 ,  3G384BA19 ,  3G384DA04 ,  3G384FA15Z
引用特許:
審査官引用 (2件)

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