特許
J-GLOBAL ID:201503039620096322
大きな水域のための局所的消毒システム
発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (7件):
辻居 幸一
, 熊倉 禎男
, 弟子丸 健
, 井野 砂里
, 松下 満
, 倉澤 伊知郎
, 岡本 和道
公報種別:公表公報
出願番号(国際出願番号):特願2014-552552
公開番号(公開出願番号):特表2015-507536
出願日: 2012年12月19日
公開日(公表日): 2015年03月12日
要約:
本発明は、大きな水域における水温、塩分濃度、希釈力、及び化学物質の拡散により、化学剤を用いて大きな水域内の水域部分を処理することによって、かかるゾーンの微生物学的な性質を制御するための方法に関する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
大きな水域のうちの水域部分の微生物学的な性質を制御するための方法であって、
a.大きな水域のうちのレクリエーション目的のための水域部分を特定し、ディスペンサ手段を定め、
b.少なくとも最小期間の間、かかる水域部分において少なくとも最小ORPレベルを維持し、前記最小ORPレベル及び前記最小期間は、下記のi〜vによって計算された数値よりも低くなることができず、
i.前記水域部分のうちの最も好ましくないゾーンを決定し、
ii.前記最も好ましくないゾーンでの水の塩分濃度を決定し、
iii.前記水の塩分濃度に基づいて、前記最小ORP値を決定し、
ここで、
- 0%から1.5%までの前記水の塩分濃度については、前記最小ORPレベルは、550mVであり、
- 1.5%より高く、2.5%までの前記水の塩分濃度については、前記最小ORPレベルは、下記の等式によって計算され、
(最小ORPレベル)=625-50×(前記水の塩分濃度(%)(重郎パーセント))
- 2.5%よりも高い前記水の塩分濃度については、前記最小ORPレベルは、500mVであり、
iv.前記最も好ましくないゾーンにおける水温を決定し、
v.前記水温に基づいて、前記最小期間を決定し、
ここで、
5°Cから35°Cまでの水温については、前記最小期間は、下記の等式によって計算され、
(最小期間(分))=80-2×(前記水の温度(°C))
35°Cから45°Cまでの水温については、前記最小期間は、下記の等式で形成され、
(最小期間(分)=5×(前記水の温度(°C))-165
c.前記最も好ましくないゾーンで少なくとも前記最小ORPレベルを少なくとも前記最小期間の間維持するために、有効量の化学剤を投入し、
d.前記最も好ましくないゾーンにおけるORPが前記最小ORPレベルの20%より以上まで減少することを回避するように、ステップc.を繰り返す、
こと含むことを特徴とする方法。
IPC (4件):
C02F 1/00
, C02F 1/78
, C02F 1/76
, C02F 1/50
FI (16件):
C02F1/00 T
, C02F1/00 K
, C02F1/78
, C02F1/76 A
, C02F1/50 510A
, C02F1/50 520B
, C02F1/50 520F
, C02F1/50 531K
, C02F1/50 531M
, C02F1/50 531P
, C02F1/50 531R
, C02F1/50 531L
, C02F1/50 540B
, C02F1/50 550C
, C02F1/50 550L
, C02F1/50 532D
Fターム (12件):
4D050AA01
, 4D050AA02
, 4D050AA06
, 4D050AB06
, 4D050BB02
, 4D050BB03
, 4D050BB04
, 4D050BB05
, 4D050BB06
, 4D050BB20
, 4D050BD03
, 4D050BD08
引用特許:
前のページに戻る