特許
J-GLOBAL ID:201503048833186413

核酸鎖の四重螺旋構造の検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 山田 威一郎 ,  田中 順也 ,  立花 顕治
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-199029
公開番号(公開出願番号):特開2015-062388
出願日: 2013年09月25日
公開日(公表日): 2015年04月09日
要約:
【課題】本発明の目的は、核酸鎖の四重螺旋構造を配列特異的に検出する技術を提供することである。【解決手段】(i)核酸鎖の四重螺旋構造に特異的に結合し、当該四重螺旋構造に結合すると蛍光を発する蛍光物質からなるリガンドと、(ii)蛍光物質で標識されてなる核酸プローブであって、標的となる四重螺旋構造を有する核酸鎖に存在し、且つ当該四重螺旋構造から蛍光エネルギー移動が可能な領域に位置している塩基配列に対してハイブリダイズできる相補鎖を有するプローブとを含み、且つ前記(i)リガンドと前記(ii)核酸プローブに標識された蛍光物質として、蛍光エネルギー移動におけるドナー蛍光物質とアクセプター蛍光物質の関係にあるものを使用することによって、核酸鎖の四重螺旋構造を配列特異的に検出できる。【選択図】なし
請求項(抜粋):
下記第1工程及び第2工程を含むことを特徴とする、核酸鎖の四重螺旋構造を配列特異的に検出する方法: 第1工程:被検核酸試料に対して(i)リガンドと(ii)核酸プローブを接触させる工程; ここで、前記(i)リガンドが、核酸鎖の四重螺旋構造に特異的に結合でき、当該四重螺旋構造に結合すると蛍光を発する蛍光物質からなるリガンドであり、 前記(ii)核酸プローブが、蛍光物質で標識されてなる核酸プローブであって、標的となる四重螺旋構造を有する核酸鎖に存在し、且つ当該四重螺旋構造から蛍光エネルギー移動が可能な領域に位置している塩基配列に対してハイブリダイズできる塩基配列を有するプローブであり、 前記(i)リガンドと前記(ii)核酸プローブに標識された蛍光物質が、蛍光エネルギー移動におけるドナー蛍光物質とアクセプター蛍光物質の関係にある。 第2工程:前記ドナー蛍光物質を励起させて蛍光エネルギー移動を測定する工程。
IPC (5件):
C12Q 1/68 ,  G01N 33/53 ,  G01N 33/533 ,  G01N 33/542 ,  G01N 21/64
FI (5件):
C12Q1/68 A ,  G01N33/53 M ,  G01N33/533 ,  G01N33/542 A ,  G01N21/64 F
Fターム (14件):
2G043AA06 ,  2G043BA16 ,  2G043CA03 ,  2G043DA02 ,  2G043EA01 ,  2G043KA02 ,  4B063QA01 ,  4B063QA05 ,  4B063QQ53 ,  4B063QR32 ,  4B063QR56 ,  4B063QS34 ,  4B063QS36 ,  4B063QX02
引用特許:
審査官引用 (3件)
引用文献:
審査官引用 (1件)

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