特許
J-GLOBAL ID:201503051270085527

取り付け部材

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人岡田国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-246006
公開番号(公開出願番号):特開2015-102235
出願日: 2013年11月28日
公開日(公表日): 2015年06月04日
要約:
【課題】2箇所でつづら折り形状に折れ曲がった折れ板が内側に配設された差し込み枠を有する係合クリップ部が本体部と一体成形され、かつ、スライド金型を1つだけ有する射出成形装置により製造可能な取り付け部材の提供。【解決手段】係合クリップ部11は、差し込み枠11Aと、折れ板12と、係合爪11Bとを備える。折れ板12は、各折れ曲がりにより第1板部分12Aと第2板部分12Bと第3板部分12Cとからなる構成とされ、折れ変形によって係合爪11Bを変位させる。各板部分12A、12B、12Cは、自然状態において、それぞれ取り付け部材10の射出成形における型開き方向からこの型開き方向に対して交わる1方向である第1方向側に傾いた状態、あるいは、各板部分12A、12B、12Cのうちいずれか1つもしくは2つが上記型開き方向から上記第1方向側に傾き、残りが上記型開き方向に対して平行とされた状態のいずれかとされる。【選択図】図3
請求項(抜粋):
プラスチックの射出成形によって本体部と係合クリップ部とが一体に形成され、かつ、当該係合クリップ部を被取り付け部材に係合させることによって当該被取り付け部材に取り付けられる取り付け部材において、 前記係合クリップ部は、 前記本体部から突出された板の板面に貫通孔を設けた形状に形成されて、前記被取り付け部材に設けられた被差し込み孔に差し込まれる差し込み枠と、 前記差し込み枠の内側において前記本体部側となる内縁部と前記被差し込み孔に差し込まれる側となる内縁部との間に掛け渡されるように配設され、かつ、この各内縁部の間に位置される部分が、2箇所において鈍角状に折れ曲がったつづら折り形状とされた折れ板と、 前記折れ板から突出されて、前記差し込み枠が前記被取り付け部材の前記被差し込み孔に差し込まれる際には当該被差し込み孔の縁部に係合される係合爪と、 を備え、 前記折れ板は、前記つづら折り形状の各折れ曲がりによって、前記差し込み枠において前記本体部側となる内縁部から延びる第1板部分と、前記差し込み枠において前記被差し込み孔に差し込まれる側となる内縁部から延びる第2板部分と、当該第2板部分と前記第1板部分とを繋ぐ第3板部分とからなる構成とされ、かつ、折れ変形および当該折れ変形からの復帰によって前記係合爪を変位させることで、当該係合爪の前記被差し込み孔の縁部への係合を実現させ、 前記第1板部分および前記第2板部分ならびに前記第3板部分は、前記折れ板に前記折れ変形が生じていない自然状態において、それぞれ前記射出成形における型開き方向から当該型開き方向に対して交わる1方向である第1方向側に傾いた状態、あるいは、前記第1板部分および前記第2板部分ならびに前記第3板部分のうちいずれか1つもしくは2つが前記型開き方向から前記第1方向側に傾き、残りが前記型開き方向に対して平行とされた状態のいずれかとなるように配設されている、 取り付け部材。
IPC (3件):
F16B 17/00 ,  F16B 19/00 ,  F16B 5/06
FI (3件):
F16B17/00 Z ,  F16B19/00 J ,  F16B5/06 Q
Fターム (13件):
3J001FA03 ,  3J001HA02 ,  3J001HA07 ,  3J001JC03 ,  3J001JC06 ,  3J001JC13 ,  3J001KA03 ,  3J036AA03 ,  3J036BA01 ,  3J036BB09 ,  3J036CA03 ,  3J036CA04 ,  3J036DB05
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • クリップ
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2008-169875   出願人:小島プレス工業株式会社
  • 部材連結構造
    公報種別:公開公報   出願番号:特願2011-284552   出願人:株式会社イノアックコーポレーション

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