特許
J-GLOBAL ID:201503053100712368

チオエステラーゼ改変体を用いた脂質の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 飯田 敏三 ,  野明 千雪 ,  星野 宏和
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-204893
公開番号(公開出願番号):特開2015-065932
出願日: 2013年09月30日
公開日(公表日): 2015年04月13日
要約:
【課題】チオエステラーゼ改変体及び該改変体を用いた脂質の製造方法の提供。【解決手段】宿主にチオエステラーゼ活性を有するタンパク質をコードする遺伝子を導入して形質転換体を得る工程と、得られた形質転換体から脂質を採取する工程とを含む、脂質の製造方法。ココヤシ由来の特定アミノ酸配列において、選ばれたアミノ酸の少なくとも1つのアミノ酸置換を有するアミノ酸配列を有し、かつチオエステラーゼ活性を有するタンパク質。1又は数個のアミノ酸が欠失、置換、挿入、又は付加されたアミノ酸配列を有し、かつチオエステラーゼ活性を有するタンパク質。宿主は特にシロイヌナズナ、シアノバクテリア及び大腸菌で脂質がラウリン酸又はそのエステルである脂質の製造方法。【選択図】なし
請求項(抜粋):
宿主に下記(a)又は(b)のタンパク質をコードする遺伝子を導入して形質転換体を得る工程と、得られた形質転換体から脂質を採取する工程とを含む、脂質の製造方法。 (a) 配列番号1の112位〜414位のアミノ酸配列において、下記(1)〜(4)から選ばれる少なくとも1つのアミノ酸置換を有するアミノ酸配列を有し、かつチオエステラーゼ活性を有するタンパク質。 (1) 配列番号1の294位のアミノ酸がアスパラギン酸からバリンに置換。 (2) 配列番号1の296位のアミノ酸がセリンからスレオニンに置換。 (3) 配列番号1の311位のアミノ酸がフェニルアラニンからロイシンに置換。 (4) 配列番号1の356位のアミノ酸がバリンからグリシンに置換。 (b) (a)のタンパク質のアミノ酸配列において、アミノ酸置換されたアミノ酸以外の1又は数個のアミノ酸が欠失、置換、挿入、又は付加されたアミノ酸配列を有し、かつチオエステラーゼ活性を有するタンパク質。
IPC (2件):
C12P 7/64 ,  C12N 15/09
FI (2件):
C12P7/64 ,  C12N15/00 A
Fターム (19件):
4B024AA03 ,  4B024AA05 ,  4B024BA80 ,  4B024DA01 ,  4B024DA05 ,  4B024DA06 ,  4B024EA04 ,  4B024FA01 ,  4B024GA11 ,  4B050CC03 ,  4B050DD02 ,  4B050DD09 ,  4B050LL02 ,  4B064AD85 ,  4B064CA02 ,  4B064CA11 ,  4B064CA19 ,  4B064DA10 ,  4B064DA16
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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引用文献:
出願人引用 (1件)
  • BMC Biochem., 2011, Vol.12, 44
審査官引用 (1件)
  • BMC Biochem., 2011, Vol.12, 44

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