特許
J-GLOBAL ID:201503067818307780

傾斜面を研削するサーボ制御システム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (6件): 青木 篤 ,  島田 哲郎 ,  三橋 真二 ,  廣瀬 繁樹 ,  前島 一夫 ,  田原 正宏
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-248330
公開番号(公開出願番号):特開2015-104780
出願日: 2013年11月29日
公開日(公表日): 2015年06月08日
要約:
【課題】チルト軸を排除しつつ、傾斜面を研削できるようにする。【解決手段】サーボ制御システム(10)は、揺動指令と第一サーボモータ(80a)の位置との間の第一位置偏差と基準角度とに基づいて第一サーボモータの繰返し制御を行う第一繰返し制御部(70a)と、被研削材の傾斜面の傾斜角に応じた比率を揺動指令に乗算して乗算後揺動指令を算出する乗算部(23)と、乗算後揺動指令と第二サーボモータ(80b)の位置との間の第二位置偏差と基準角度とに基づいて第二サーボモータの繰返し制御を行う第二繰返し制御部(70b)とを含み、第一位置偏差および第二位置偏差をそれぞれ補正し、補正された第一位置偏差および前記第二位置偏差に基づいて第一サーボモータおよび第二サーボモータを駆動制御することにより、被研削材の傾斜面を研削する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
被研削材の傾斜面を砥石で研削する工作機械のサーボモータ制御装置において、 第一揺動軸に沿って砥石または被研削材のうちの一方を揺動させる第一サーボモータと、 前記第一サーボモータの位置を検出する第一位置検出部と、 前記第一サーボモータを制御する第一サーボモータ制御部と、 前記第一揺動軸に対して垂直な第二揺動軸に沿って前記砥石または前記被研削材のうちの前記一方を揺動させる第二サーボモータと、 前記第二サーボモータの位置を検出する第二位置検出部と、 前記第二サーボモータを制御する第二サーボモータ制御部と、 加工条件から得られる指令角速度および指令分配周期に基づいて基準角度を計算する基準角度計算部と、 前記加工条件と前記基準角度とに基づいて周期的な揺動指令を計算する揺動指令計算部と、 前記基準角度および前記揺動指令を前記第一サーボモータ制御部に供給する第一供給部と、 前記揺動指令と前記第一位置検出部により検出された前記第一サーボモータの位置との間の第一位置偏差を前記サンプリング周期毎に演算する第一位置偏差演算部と、 前記基準角度と前記揺動指令と前記第一位置偏差とに基づいて前記第一サーボモータの繰返し制御を行う第一繰返し制御部と、 前記被研削材の前記傾斜面の傾斜角に応じた比率を前記揺動指令に乗算して乗算後揺動指令を算出する乗算部と、 前記基準角度および前記乗算後揺動指令を前記第二サーボモータ制御部に供給する第二供給部と、 前記乗算後揺動指令と前記第二位置検出部により検出された前記第二サーボモータの位置との間の第二位置偏差をサンプリング周期毎に演算する第二位置偏差演算部と、 前記基準角度と前記乗算後揺動指令と前記第二位置偏差とに基づいて前記第二サーボモータの繰返し制御を行う第二繰返し制御部と、を具備し、 前記第一繰返し制御部および前記第二繰返し制御部が前記第一位置偏差および前記第二位置偏差をそれぞれ補正し、補正された第一位置偏差および前記第二位置偏差に基づいて前記第一サーボモータおよび前記第二サーボモータを駆動制御することにより、前記被研削材の傾斜面を研削するサーボ制御システム。
IPC (2件):
B24B 41/047 ,  B24B 5/00
FI (2件):
B24B41/047 ,  B24B5/00 Z
Fターム (9件):
3C034AA07 ,  3C034BB37 ,  3C034CA12 ,  3C034CA13 ,  3C034CA26 ,  3C034CB14 ,  3C043AA14 ,  3C043CC03 ,  3C043DD02
引用特許:
出願人引用 (2件)
  • 平面及び曲面の研削装置
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平3-280080   出願人:菱機エンジニアリング株式会社, 三菱長崎機工株式会社
  • 数値制御工作機械
    公報種別:公開公報   出願番号:特願平5-049515   出願人:豊田工機株式会社

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