特許
J-GLOBAL ID:201503080145819675
音響信号分離装置、音響信号分離方法及び音響信号分離プログラム
発明者:
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出願人/特許権者:
代理人 (1件):
特許業務法人スズエ国際特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-162809
公開番号(公開出願番号):特開2015-031889
出願日: 2013年08月05日
公開日(公表日): 2015年02月16日
要約:
【課題】混合音響信号から複数の成分を高精度に分離する。【解決手段】学習過程において、複数の音源成分それぞれについて、スペクトログラムが表す非負値行列を基底行列と係数行列に分解し収束させ、基底行列を学習サンプル音信号として登録する。また、因子分解過程において、登録された複数の音源成分の学習サンプル音信号をそれぞれ基底行列として取り込み、前記複数の音源成分が混合された生体音信号のスペクトログラムについて、前記学習サンプル音信号である複数の音源成分それぞれのスペクトログラムを基底行列の初期値として最小化法による更新を行い、更新されたスペクトログラムを基底行列と係数行列の積で近似することにより再構築することで、混合波形信号を複数の音源成分それぞれの因子に分解する。さらには、再構築されたスペクトログラムの基底行列と係数行列を基づいてマスキングして複数の音源成分それぞれの生体音信号を分離する。【選択図】図1
請求項(抜粋):
音響信号を入力する入力手段と、
前記入力手段から入力される音響信号に対して特徴成分を抽出するための変換処理を行う変換手段と、
前記入力手段から入力される音響信号が複数の音源成分それぞれの個別波形信号であって、前記変換手段で変換された音響信号についてスペクトログラムを作成し、当該スペクトログラムが表す非負値行列を基底行列と係数行列に分解し収束させ、前記基底行列を前記複数の音源成分それぞれの学習結果として抽出し登録する学習手段と、
前記入力手段で入力される音響信号が前記複数の音源成分の混合波形信号であって、前記変換手段で変換された音響信号についてスペクトログラムを作成し、前記学習手段で登録された複数の音源成分の基底行列を取り込み、前記混合波形信号のスペクトラムについて前記複数の音源成分それぞれの基底行列を初期値として最小化法による更新を行い、最終的にそのスペクトログラムを基底行列と係数行列の積で近似することにより再構築することで、前記混合波形信号を前記複数の音源成分それぞれの因子に分解する因子分解手段と、
を具備する音響信号分離装置。
IPC (6件):
G10L 21/028
, A61B 5/00
, A61B 5/025
, A61B 5/024
, A61B 7/04
, G10L 21/030
FI (6件):
G10L21/02 201D
, A61B5/00 G
, A61B5/02 350
, A61B5/02 310Z
, A61B7/04 N
, G10L21/02 203Z
Fターム (17件):
4C017AA04
, 4C017AA09
, 4C017AB02
, 4C017AB04
, 4C017AB06
, 4C017AC30
, 4C017BC07
, 4C017BC11
, 4C017BC16
, 4C017BC30
, 4C017FF05
, 4C117XA07
, 4C117XB01
, 4C117XE29
, 4C117XG17
, 4C117XG32
, 4C117XJ17
引用特許:
審査官引用 (2件)
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音響処理装置
公報種別:公開公報
出願番号:特願2011-284075
出願人:国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学, ヤマハ株式会社
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音信号の分離方法
公報種別:公開公報
出願番号:特願2008-054826
出願人:国立大学法人東京大学
引用文献:
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