特許
J-GLOBAL ID:201503085722053794

対物レンズおよびこれを用いた光ピックアップ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 青稜特許業務法人 ,  ポレール特許業務法人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2012-029553
公開番号(公開出願番号):特開2013-168195
特許番号:特許第5706839号
出願日: 2012年02月14日
公開日(公表日): 2013年08月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】 波長λ1、λ2、λ3(λ1<λ2<λ3)の3つの波長のレーザ光を、それぞれ第1、第2、第3の光情報記録媒体に集光して情報の記録再生を行う単一の対物レンズにおいて、 前記3つの波長のレーザ光をそれぞれ平行光で入射して、前記第1、第2、第3の光情報記録媒体のそれぞれ厚さt1、t2、t3(t1<t2<t3)の透明媒質層を通して、それぞれNA1、NA2、NA3(NA1>NA2>NA3)の開口数で集光するものであり、 光軸を中心とした複数の同心円で区分された複数の輪帯からなり、隣接する領域に対して前記波長によって異なる位相差を与え領域内で一様な位相差を与える第1、第2、第3の3つの輪帯位相シフト構造が、1つのレンズ面上に重畳された最内周の第1のレンズ領域と、 前記第1のレンズ領域の外側に環状に配置され、光軸を中心とした複数の同心円で区分された複数の輪帯からなり、隣接する領域に対して前記波長によって異なる位相差を与え領域内で一様な位相差を与える第4の輪帯位相シフト構造が付加された第2のレンズ領域と、 前記第2のレンズ領域の外側に環状に配置され、前記厚さt1の透明媒質越しに波長λ1のレーザ光を集光するように波面収差が設定された非球面レンズ形状を有する第3のレンズ領域と、を有し、 前記第1のレンズ領域においては、前記第1、第2、第3の輪帯位相シフト構造により付加された位相差を除いたレンズ作用が、前記第1の光情報記録媒体の透明媒質層と同じ屈折率を有し、前記透明媒質層の厚さt1と前記透明媒質層の厚さt2の中間の厚さt4(t1<t4<t2)の透明媒質越しに波長λ1のレーザ光を3次球面収差なく集光するように設定されたレンズ面であり、 前記第2のレンズ領域においては、前記第4の輪帯位相シフト構造により付加された位相差を除いたレンズ作用が、前記第1の光情報記録媒体の透明媒質層と同じ屈折率を有し、前記透明媒質層の厚さt1と前記透明媒質層の厚さt2の中間の厚さt5(t1<t5<t2)の透明媒質越しに波長λ1のレーザ光を3次球面収差なく集光するように設定されたレンズ面であって、 前記第1、第2、第3のレンズ領域に入射する波長λ1のレーザ光を前記第1の光情報記録媒体に集光し、前記第1、第2のレンズ領域に入射する波長λ2のレーザ光を前記第2の光情報記録媒体に集光し、前記第1のレンズ領域に入射する波長λ3のレーザ光を前記第3の光情報記録媒体に集光することを特徴とする対物レンズ。
IPC (6件):
G11B 7/135 ( 201 2.01) ,  G11B 7/126 ( 201 2.01) ,  G11B 7/1392 ( 201 2.01) ,  G02B 13/00 ( 200 6.01) ,  G02B 13/18 ( 200 6.01) ,  G02B 5/18 ( 200 6.01)
FI (5件):
G11B 7/135 A ,  G11B 7/125 B ,  G02B 13/00 ,  G02B 13/18 ,  G02B 5/18
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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