特許
J-GLOBAL ID:201003014489694490

光ピックアップ及びこれを用いた光ディスク装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (5件): 小池 晃 ,  伊賀 誠司 ,  藤井 稔也 ,  野口 信博 ,  祐成 篤哉
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2008-176049
公開番号(公開出願番号):特開2010-015651
出願日: 2008年07月04日
公開日(公表日): 2010年01月21日
要約:
【課題】 環境温度変化に伴う収差を低減し、良好な記録再生を実現する光ピックアップ及び光ディスク装置を提供する。【解決手段】 光ビームを出射する光源31と、光源31から出射された光ビームを光ディスクに集光させる対物レンズ32と、光源31及び対物レンズ32の間に設けられ、入射した光ビームの発散角を変更するコリメータレンズ34と、コリメータレンズ34を光軸方向に駆動させるコリメータレンズ駆動機構40と、光ディスクで反射された戻り光ビームを検出する光検出器38と、環境温度変化を検出する温度センサ42とを備え、上記対物レンズは、屈折素子のいずれか一方の面に、良好な記録再生を行うスポットを与える回折光を発生させる階段形状又はブレーズド断面形状を有する回折構造を有し、対物レンズの環境温度変化における波面収差量が環境温度変化量及び焦点距離と一定の関係を有する。【選択図】 図2
請求項(抜粋):
光ビームを出射する光源と、 上記光源から出射された光ビームを光ディスクに集光させる対物レンズと、 上記光源及び上記対物レンズの間に設けられ、入射した光ビームの発散角を変更する少なくとも一つの発散角変換レンズと、 上記発散角変換レンズを光軸方向に駆動させる駆動手段と、 上記光ディスクで反射された戻り光ビームを検出する光検出デバイスと、 環境温度変化を検出する環境変化検出部とを備え、 上記対物レンズは、屈折素子のいずれか一方の面に、良好な記録再生を行うスポットを与える回折光を発生させる階段形状又はブレーズド断面形状を有する回折構造を有し、且つ、1次光を用いる場合は、2.5×10-3≦ΔWFA/(ΔT×f)≦2.6×10-3の関係を満たし、2次光を用いる場合は、1.8×10-3≦ΔWFA/(ΔT×f)≦2.6×10-3の関係を満たし、3次光を用いる場合は、1.1×10-3≦ΔWFA/(ΔT×f)≦2.6×10-3の関係を満たし、4次光を用いる場合は、0.7×10-3≦ΔWFA/(ΔT×f)≦2.6×10-3の関係を満たし、5次光を用いる場合は、0.2×10-3≦ΔWFA/(ΔT×f)≦2.6×10-3の関係を満たし、 上記発散角変換レンズは、上記環境変化検出部の検出結果に応じてステップ駆動される光ピックアップ。 但し、 ΔWFAは、上記対物レンズの環境温度変化における波面収差量を示し、 ΔTは、環境温度変化量を示し、 fは、上記対物レンズの焦点距離を示す。
IPC (2件):
G11B 7/125 ,  G11B 7/135
FI (2件):
G11B7/125 B ,  G11B7/135 Z
Fターム (8件):
5D789AA17 ,  5D789EC01 ,  5D789HA66 ,  5D789JA02 ,  5D789JA09 ,  5D789JA44 ,  5D789JA46 ,  5D789LB05
引用特許:
出願人引用 (6件)
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審査官引用 (5件)
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