特許
J-GLOBAL ID:201503091649940191

圧縮着火式エンジンの制御装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (3件): 小谷 悦司 ,  小谷 昌崇 ,  佐藤 興
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-238087
公開番号(公開出願番号):特開2015-098803
出願日: 2013年11月18日
公開日(公表日): 2015年05月28日
要約:
【課題】圧縮自着火燃焼を行う領域全域において、より確実に安定した圧縮自着火燃焼を実現する。【解決手段】圧縮自着火領域において、エンジン回転数が特定回転数NE1以上の高回転側圧縮自着火領域A2では、排気弁22を吸気上死点TDCよりも進角側で閉弁し、かつ、吸気弁21を吸気上死点TDCよりも遅角側で開弁させることで吸気上死点TDCを挟んで排気弁22と吸気弁21とがともに閉弁しているネガティブオーバーラップ(NVO)期間を設けて気筒18内に既燃ガスを残留させる一方、エンジン回転数が特定回転数NE1未満の低回転側圧縮自着火領域A1では、排気弁22を少なくとも排気行程と吸気行程中とに開弁させて排気ポート17側に排出された既燃ガスを気筒18内に逆流させることで気筒内に既燃ガスを残留させる。【選択図】図5
請求項(抜粋):
内側に少なくとも燃料と空気とを含む混合気が燃焼する燃焼室が形成された気筒と、当該気筒内に吸気を導入する吸気ポートと、前記気筒内から排気を排出する排気ポートと、前記吸気ポートを開閉可能な吸気弁と、前記排気ポートを開閉可能な排気弁とを有するエンジン本体と、 前記混合気の燃焼形態と、前記吸気弁および排気弁の開弁状態とを制御する制御手段とを備え、 前記制御手段は、 少なくともエンジン負荷が所定負荷よりも低い低負荷領域では当該領域全域で前記燃焼室内での燃焼形態を圧縮自着火燃焼にし、 前記圧縮自着火燃焼が実施される圧縮自着火領域において、エンジン回転数が特定回転数以上の高回転側圧縮自着火領域では、排気弁を吸気上死点よりも進角側で閉弁し、かつ、吸気弁を吸気上死点よりも遅角側で開弁させることで吸気上死点を挟んで排気弁と吸気弁とがともに閉弁しているネガティブオーバーラップ期間を設けて気筒内に既燃ガスを残留させる一方、エンジン回転数が前記特定回転数未満の低回転側圧縮自着火領域では、排気弁を少なくとも排気行程と吸気行程中とに開弁させて前記排気ポート側に排出された既燃ガスを気筒内に逆流させることで気筒内に既燃ガスを残留させることを特徴とする圧縮着火式エンジンの制御装置。
IPC (1件):
F02D 13/02
FI (2件):
F02D13/02 K ,  F02D13/02 H
Fターム (29件):
3G092AA01 ,  3G092AA02 ,  3G092AA05 ,  3G092AA06 ,  3G092AA17 ,  3G092DA01 ,  3G092DA02 ,  3G092DA04 ,  3G092DA09 ,  3G092DA12 ,  3G092DC09 ,  3G092DC10 ,  3G092EA03 ,  3G092EA04 ,  3G092EA08 ,  3G092FA21 ,  3G092GA17 ,  3G092GA18 ,  3G092HA01Z ,  3G092HA04Z ,  3G092HB03Z ,  3G092HC01Z ,  3G092HD01Z ,  3G092HD05Z ,  3G092HD07Z ,  3G092HD08Z ,  3G092HE03Z ,  3G092HE08Z ,  3G092HF08Z
引用特許:
出願人引用 (5件)
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