特許
J-GLOBAL ID:201503093068525803

巻取装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 特許業務法人前田特許事務所
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2013-257179
公開番号(公開出願番号):特開2015-113209
出願日: 2013年12月12日
公開日(公表日): 2015年06月22日
要約:
【課題】ウェブの巻取長さが大きくばらついても、巻取時の不具合発生を抑制できる巻取装置を提供する。【解決手段】制御装置は、巻取張力が張力関数T=f(x)で制御されるよう第2駆動モータに作動信号を出力する。制御装置は、接線方向応力、摩擦力及び臨界摩擦力を少なくともパラメータとする目的関数と、ウェブの巻取予定長さが所定値Lで、且つ、巻取ロール内部の接線方向応力がゼロ以上であるとともに摩擦力が臨界摩擦力以上となるよう目的関数を制約する制約関数とに基づき、接線方向応力がゼロに近づくよう、且つ、摩擦力が臨界摩擦力に近づくよう演算して得た巻取張力を張力関数Ta=g(x)(xは巻取長さ)とし、ウェブの巻取長さのばらつきの最小値をLmin、最大値をLmaxとすると、f(Lmin)>g(Lmin)、f(Lmax)<g(L)を満たすよう第2駆動モータに作動信号を出力する。【選択図】図5
請求項(抜粋):
連続して搬送される長尺状のウェブを回転動作によりロール状に巻き取って巻取ロールにする巻取軸と、 該巻取軸に駆動連結された駆動モータと、 該駆動モータに接続され、上記巻取軸で上記ウェブを巻き取る際の巻取張力Tを上記巻取軸の径方向座標に関して表す張力関数T=f(x)(xは巻取長さ)で制御するよう上記駆動モータに作動信号を出力する制御手段とを備え、 該制御手段は、上記巻取ロール内部の接線方向応力σθ、ウェブ層間における摩擦力F及びすべりが生じ始める臨界摩擦力Fcrを少なくともパラメータとする目的関数と、上記ウェブの巻取予定長さが所定値Lで、且つ、上記巻取ロール内部の接線方向応力σθがゼロ以上であるとともに上記摩擦力Fが上記臨界摩擦力Fcr以上となるよう上記目的関数を制約する制約関数とに基づき、該制約関数の設定条件下で上記目的関数である接線方向応力σθがゼロに近づくよう、且つ、摩擦力Fが臨界摩擦力Fcrに近づくよう演算して得た張力関数TaをTa=g(x)(xは巻取長さ)とし、ウェブの巻取長さのばらつきの最小値をLmin、最大値をLmaxとすると、f(Lmin)>g(Lmin)、f(Lmax)<g(L)を満たすよう上記駆動モータに作動信号を出力することを特徴とする巻取装置。
IPC (1件):
B65H 23/198
FI (1件):
B65H23/198
Fターム (7件):
3F105AA04 ,  3F105AB03 ,  3F105BA01 ,  3F105BA22 ,  3F105CA06 ,  3F105CB01 ,  3F105CC01
引用特許:
出願人引用 (5件)
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審査官引用 (5件)
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