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J-GLOBAL ID：201602002853594482   整理番号：71A0083991

タフトライド処理鋼の疲れ破壊に関する研究 細束X線による切欠き底およびき裂先端の観察

著者 (3件)： 寺沢正男 ,  吉岡やす夫 ,  浅見克敏
資料名： 材料  (材料試験)
巻： 19  号： 207  ページ： 1086-1092  発行年： 1970年 
JST資料番号： F0385A  ISSN： 0514-5163  CODEN： ZARYA   資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： タフトライド処理鋼の疲れ破壊機構を解明するため,切欠きのついた試験片を用いき裂先端と切欠き底の繰返し応力に伴なう変化を顕微鏡と細束X線法によって研究し次の結果を得た。(1)繰返し数が同じ場合,き裂の発生はタフトライド処理材の方がはやいが,き裂伝ぱ速度はタフトライド処理材の方が遅い。(2)タフトライド処理材のき裂近傍での変形は焼なまし材に比べて著しく少なく,すべり線は直線的で細く平行である。(3)タフトライド処理によって固溶窒素の量が多い部分に不完全な副結晶組織が形成される。(4)繰返しの初期におい全方位数,微視的格子ひずみ及び転位密度が増加し副結晶粒が減少するが,き裂が発生してからはほぼ一定の値を保つ;写図9表2参11

シソーラス用語： コイルばね ,  窒化 ,  疲れ破壊
準シソーラス用語： きれつ ,  タフトライド処理

引用文献 (11件)：

• 1) 寺沢正男, 吉岡靖夫, 浅見克敏, 材料, 16, 991 (1967).
• 2) 寺沢正男, 吉岡靖夫, 浅見克敏, 材料, 17, 1114 (1968).
• 3) 寺沢正男, 吉岡靖夫, 浅見克敏, 材料, 18, 1081 (1969).
• 4) Terasawa, M., Y. Yoshioka, and K. Asami, 12th Proc Japan Cong. Mat Res., 91 (1969).
• 5) Terasawa, M., Y. Yoshioka, and K. Asami, 13th Proc. Japan Cong. Mat. Res., 49 (1970).

タイトルに関連する用語 (8件)： タフトライド処理 ,  疲れ破壊 ,  研究 ,  束 ,  X線 ,  切欠き ,  き裂先端 ,  観察