抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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茶葉サポニン(I)を加水分解し,チャ,ツバキ,サザンカからは未単離のR1-barrigenolを含む3種のサポゲニンを単離同定.茶種子サポニン(II)構成有機酸がアンゲリカ酸(III)であるに対しIはIIIの外にけい皮酸(IV)も結合していることを明らかにし,Iにのみ見られる280mμの吸収極大の原因を説明.Iの塩酸による加水分解物からTLCで単一なプロサポゲニンを単離,マススペクトル等からbarringtogenolC(the-asapogenol B)にIIIとIVの結合したものと推定.1931年青山によりIIはTheasaponinと命名されたが,IとIIが,その構成,性状で異なるので,混乱をさけるため区別して,茶葉サポニン,茶種子サポニンとわけて呼ぶことを提唱した