抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
米穀類をプラスチック積層フィルムで包装し約9~13°Cの水中に保存し,梅雨期,夏期,冬期を経過した時点で諸性状を調べた.積層フィルムによる水しや断性は完全であり,1か年間を通じての水分変化は0.3~0.5%増であった.脂肪,でんぷん質,たんぱく質,有機酸ビタミンB
1などいろいろの化学成分の変化はきわめて緩徐で,従来の低温倉庫での保存と同等の効果を示した,古米臭の指標としての揮発性カルボニル化合物,炊飯特性,テクスチャーなどの測定結果は古米化の進行が水中では緩徐であることを示した.7か月貯蔵後の精白米について行なった食味試験の結果,水中区は外観,かおり,うま味,粘り,堅さ総合評価のすべてにおいて基準の低温米とほんど差がなかった:参15