抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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生肉を調理した後に起る過温フレーバ(WOF)の発生機構について研究した。水で完全抽出した牛筋はWOFを発生しなかった。すなわちその水溶性の中にその反応の主原因物質があることがわかった。筋肉より水抽出したもの(1)を透析とカラムクロマトにより区分し,各種区分を1にもどし加えて見た。WOFの発生については,TBA分析と香りをしらべた。ヘム化合物がWOF発生にわずかながら関係している。この反応はFeZ’とそのアスコルビン酸塩が触媒しているらしい。非常に高濃度アスコルビン酸はこの反応を阻害する。おそらく2価と3価の鉄イオンのバランスがくずれるためであろう;表10参20