抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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従来の肉類鮮度判定法であるイオン交換法によるK値(鮮度判定恒数)の測定を簡易,迅速に行なうため薄層クロマトグラフィー(TLC)法を応用した.試料をHCIO4で擂潰抽出,遠心分離後中和せず直ちにプレート(ECTEOLA-セルロース塗布)にウルトラミクロピペットで帯状に塗布し蒸留水で30分展開,NaClで溶出後紫外線の吸収を測定する,TCL法では少量(抽出液0.016~0.024ml)の試料でK値の測定ができ,市販10種の肉類(ニジマス,アジ,牛肉,鳥肉など)のK値は従来のイオン交換法によるK値とよく一致した.K値測定に要する時間は約2時間で,迅速,簡便,経済的である:参10