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J-GLOBAL ID：201602011214028777   整理番号：74A0097516

軟鋼の研削におけるダイヤモンドと粒損耗の熱的考察

著者 (2件)： 田中武司 (高松工高専) ,  井川直や (大阪大・工)
資料名： 精密機械  (Journal of the Japan Society for Precision Engineering)
巻： 39  号： 6  ページ： 608-612  発行年： 1973年 
JST資料番号： F0268A  ISSN： 0374-3543  CODEN： SEKIA   資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 鋼とダイヤモンドの接触加熱実験時のダイヤモンドの損耗と成形したダイヤモンドポイントによる各種鋼材の単粒研削での摩耗を比較する一方,その異方性をも調べて軟鋼に対するダイヤモンドと粒の摩耗機構を考察し適評を評価した。1)ダイヤモンドの拡散実験より高炭素鋼においてもダイヤモンドからの炭素の拡散が見られた,2)軟鋼の研削において鋼中の含有炭素量の少なくなるにしたがいダイヤモンド単粒の摩耗量は多くなる値)軟鋼の研削においてもダイヤモンドと粒の摩耗機構は基本的には純鉄においてそれと同様に熱的過程と考えられ,したがってこれら材料を効果的に研削するためには研削発熱を十分制御する必要がある;写図7表1参13

シソーラス用語： と粒 ,  研削 ,  軟鋼 ,  摩耗
準シソーラス用語： 損耗

引用文献 (13件)：

• 1) H.B. Dyer : An Appraisal of Diamond as a Steel Grinding Abrasive, Ind. Dia. Rev., 30,360 (1970) 430.
• 2) 田中義信, 井川直哉, 田中武司 : 被削材との関連よりみた砥粒の破壊特性, 精密機械, 34, 8 (1968) 547.
• 3) 井川直哉, 田中武司 : 純鉄の研削におけるダイヤモンド砥粒の損耗, 精密機械, 37, 11 (1971) 824.
• 4) 田中義信, 井川直哉, 田中武司 : ダイヤモソドの熱的損耗, 精密機械, 36, 8 (1970) 578.
• 5) R. H. Wentorf, Jr. : Note on the Scratching of Diamond, Appl. Phys., 30, 11 (1959) 1765.

タイトルに関連する用語 (4件)： 軟鋼 ,  研削 ,  ダイヤモンドと粒 ,  損耗