抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
びわ湖中央部湖底で長さ200mの連続コアを採集し,5mおきの42個のサンプルについて,花粉学的研究を行なった。サンプルの大部分が約40の属または科の花粉・胞子を有する。これらのうち古気候の分析に有効な樹木花粉を,暖・温・涼・寒の要素に分類し,その鍬のひん度を特に考慮した。その結果,10の寒期と2回の暖期が存在し,そのうちのw-1はアトランチック期に,co-1はウルム氷期の最終期に対比されることがわかった。その他の寒期・暖期の年代はまだ未解決である。また,サンプルの下部のものは洪積世中期に相当すると思われる。びわ湖のデータはカリブ海底のそれと対比可能である;写図2参10