抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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アセトン抽出リンゴの酵素液にピロガロール(I),カテコール(II),クロロゲン酸(III)を作用させたかっ変反応系の吸収スペクトルおよびその変動を測定し生果汁の場合と比較した.Iは275,370mμに肩があり以後平滑化し上昇度は短波長側で大きく生果汁と異なった.紫外部上昇度は300mμで最大だった.IIは380~390mμ極大以後平滑化し吸光度増加は初期は生果汁と同様だが後は短波長側で大きい.紫外部は275mμ極大で変動は250,290で最大,275mμで最少だった.IIIは400mμピークで以後平滑化し,増加度の時間による差はない.紫外部は325,293mμ,次に250mμ,および270mμと反応時間により極大が異なり互に関連性は無いようだった.変動は260で増大,280で減少し330mμで最低だった.以上からリンゴかっ変が単にIIIのみに対する酵素作用によるとは考えられず他のポリフェノールも関与していると推定される:参5