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J-GLOBAL ID：201602019555833512   整理番号：70A0376896

連続濃度こう配法による魚類ヌクレオチドの迅速定量法

著者 (4件)： 江平重男 (東海区水産研) ,  内山均 (東海区水産研) ,  宇田文昭 (東海区水産研) ,  松宮速定 (東海区水産研)
資料名： 日本水産学会誌
巻： 36  号： 5  ページ： 491-496  発行年： 1970年 
JST資料番号： F0898A  ISSN： 0021-5392  CODEN： NSUGAF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 底面積比1:2のプラスチック製円筒からなる装置を用い,食塩濃度とpHのこう配を作成し,魚類筋肉中のヌクレオチドを分画定量する方法を考案した.両円筒に塩酸および食塩からなる溶出液を入れ,スターラーでかくはんしながらサイフォンを通じてDowex 1×4(塩酸型)カラムに導く.3時間でHxR+Hx,AMP,IMP,ADP,ATPがこの順に分画溶出され,回収率は93.7~99.7%であった.この方法でハマチとタラの筋肉およびタイラギの閉殻筋のヌクレオチドを定量した.

引用文献 (14件)：

• 1) T. SAITO, K. ARAI, and M. MATSUYOSHI: This Bull., 24, 749-750 (1959).
• 2) J. SPINELLI, M. EKLUND, and D. MIYAUCHI: J. Food Sci., 29, 710-714 (1964).
• 3) N. R. JONES, J. MURRAY, E. I. LIVINGSTON, and C. K. MURRAY: J. Sci. Food Agric., 15, 763-773 (1964).
• 4) M. PATASHNIK: Commercial Fisheries Review, 28, 1-7 (1966).
• 5) W. J. DYER, D. I. FRASER, and D. P. LOHNES: J. Fish. Res. Bd. Canada, 23, 1821-1833 (1966).

タイトルに関連する用語 (4件)： 濃度こう配 ,  魚類 ,  ヌクレオチド ,  迅速定量