抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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うるちゴメ品種のでんぷん,もちゴメ2品種のでんぷん,ジャガイモとトウモロコシ,各1品種のでんぷんを用い,生の状態のまま結晶状態にまで精製されたバクテリヤα-アミラーぜを作用させ,部分的に消化をうけ残ったでんぷんの性質を調べた.うるちゴメでんぷんではいずれの品種でも明らかによう素親和力の増加,よう素複合体の可視吸光度の増大,およびその吸収頂点の長波長への移動がみられ,他のでんぷんではこのような変化は全くみられないが,多少逆の変化がみられた.うるちゴメ1品種のでんぷんを選び,その部分的消化をうけたでんぷんを分別したところ,もとのでんぷんにみられなかった中間的性質の区分が得られた.また酵素分解前後のでんぷんのX線回折図は全く相違がみとめられなかった.