抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,特定の企業や組織を攻撃対象とする標的型メール攻撃が問題となっている。企業や組織は攻撃への複数の対策を求められているが,多くの問題があり対策を選定することは困難である。このような問題に対処するため,著者らは標的型メール攻撃問題について,LIFT(Live and Intelligent Network Forensic Technologies)システムの開発を行っている。LIFTシステムは,システムは収集するべきログの管理や徴候から人工知能技術を用いて推定,分析を行い,応急対応を行う。さらに,セキュリティ技術者が全体を通して不足している現状もあるため,運用者へのガイド機能や,半自動運転機能を導入した知的システムにし,高い運用能力を持つ運用者がいない組織であっても対応できるようにしていく必要があると考えた。本研究では,LIFTシステムの開発構想と検討結果を簡単に述べたあと,LIFTのユーザインタフェースを含むプロトシステムの開発結果と仮想環境での適用,評価結果を報告する。(著者抄録)