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J-GLOBAL ID：201602201213325143   整理番号：16A0378860

新型燃料電池自動車CLARITY FUEL CELLの開発

Development of New Fuel Cell Vehicle CLARITY FUEL CELL

著者 (5件)： 木村顕一郎 (本田技研) ,  河崎輝明 (本田技研) ,  大村孝之 (本田技研) ,  渥美淑弘 (本田技研) ,  清水潔 (本田技研)
資料名： Honda R&D Technical Review  (Honda R&D Technical Review)
巻： 28  号： 1  ページ： 1-7  発行年： 2016年03月01日 
JST資料番号： L0353A  ISSN： 0915-3918  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 今回開発した新型燃料電池自動車CLARITY FUEL CELLは,内燃機関を搭載した車両と変わらない使い勝手と新時代の魅力を持った車へと進化した。燃料電池パワートレインをフロントフード内に搭載し,セダンの燃料電池自動車の市販車として世界で初めて5人乗りのFCVセダンパッケージを実現した。そのキーとなる技術は,耐衝撃構造を備えた小型燃料電池スタック,電動ターボ型エアコンプレッサと昇圧コンバータの採用,駆動ユニットの小型化である。水素タンクの最適配置と高圧化により,一充填走行距離(参考値)を約750kmまで高めるとともに,一回あたり3分程度の水素充填時間を達成した。また車体の軽量化,空力性能の追及,モータの高出力化等により走行性能も向上させ,内燃機関を搭載した車両と変わらない使い勝手を実現した。さらに,新時代の車を予感させる繋がる新技術として,外部給電機能を採用した。(著者抄録)

シソーラス用語： *燃料電池自動車 ,  伝動装置 ,  *セダン ,  空気圧縮機 ,  貯槽 ,  燃料電池 ,  DC-DCコンバータ ,  *駆動機構
準シソーラス用語： パワートレイン ,  エアコンプレッサ ,  水素タンク ,  燃料電池スタック ,  昇圧コンバータ

分類 (2件)： 電気自動車  (QG07020B) ,  燃料電池  (YB04040V)

引用文献 (9件)：

• 川崎聡志,小野徹,小椋正巳,加美陽三:世界初の燃料電池乗用車Honda FCXの開発,Honda R&D Technical Review,Vol.15,No.1,p.1-6
• 川崎聡志,内堀憲治,村上義一,清水潔,藤本幸人:次世代燃料電池スタックを搭載したNew Honda FCXの開発,Honda R&D Technical Review,Vol.18,No.1,p.45-50
• 小川隆行,木村顕一郎,内堀憲治,藤本幸人,清水潔:燃料電池乗用車Honda FCX用パワートレインの開発,Honda R&D Technical Review,Vol.15,No.1,p.7-12
• 松永稔,福嶋達也,尾島邦明,木村顕一郎,小川隆行:FCXクラリティ用燃料電池パワートレイン,Honda R&D Technical Review,Vol.21,No.1,p.7-14
• 金﨑俊彦,間野覚文,宮川一夫,林登,小川武史:燃料電池電気自動車用Type3高圧水素タンクの寿命設計法と評価法,Honda R&D Technical Review,Vol.26,No.1,p.139-147

タイトルに関連する用語 (2件)： 燃料電池自動車 ,  開発