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J-GLOBAL ID:201602201283077872   整理番号:16A0210107

ポジティブリスト制度導入後の台湾における日本向けマンゴー産業の展開

Enhancement of Food Safety in Japan and Development of Taiwan’s Mango Industry
著者 (1件):
資料名:
巻: 89  号:ページ: 1-21  発行年: 2016年01月01日 
JST資料番号: L0477B  ISSN: 1883-4388  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本稿では,台湾産マンゴーの日本への輸出を取り上げ,ポジティブリスト制度導入後の日本市場向けマンゴーの生産・輸出システムと,安全性や品質管理を重視した日本市場への対応が生産地域や台湾農業に与えた影響について検討した。日本でのポジティブリスト制度導入後,台湾では政府主導によって,日本向けマンゴー輸出業者と日本市場向けマンゴー園の登録制度,および輸出前の生産者単位による残留農薬と糖度の検査体制が構築された。安全性を重視した対日輸出への取組みは,農家に農薬費の負担を増大させたが,収益増加にも結びついている。また,生産者の安全管理に対する意識を高め,台湾国内では日本の安全基準に基づく輸出システムで生産されたマンゴーが流通し,差別化商品として扱われている。台湾農業にとって,安全性重視の対日輸出への取組みは,輸出や国内販売において,台湾産マンゴーの市場を多様化させる一因となっている。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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果樹  ,  農業経済,農業経営 
引用文献 (23件):
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