文献
J-GLOBAL ID:201602201607932835   整理番号:16A0152748

つくば市上空における大気放射能:福島第一原子力発電所事故後3年間の観測結果要約

Atmospheric radioactivity over Tsukuba, Japan: a summary of three years of observations after the FDNPP accident
著者 (6件):
資料名:
巻:号: Dec  ページ: 2:44 (WEB ONLY)  発行年: 2015年12月 
JST資料番号: U0650A  ISSN: 2197-4284  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
2011年3月の東日本大地震に伴う東京電力福島第一原子力発電所(FDNPP)原子炉事故は,東日本の広い地域にわたり重大な放射能汚染を引き起こした。本報告では,気象庁気象研究所が1950年代より継続観測しているフォールアウト記録と比較したFDNPP事故の大きさと事故後3年間の大気放射能汚染について総説した。気象研究所はFDNPPの南西170kmの茨城県つくば市に位置する。FDNPP事故以前の2005-2010年における90Srと137Csの大気降下フラックスはそれぞれ,0.5-19mBq/m2と1.2-97mBq/m2であり,しかしながら,直後にはそれぞれ3-4オーダー,6-7オーダー上昇した。その後低下傾向を示し,2013年には90Srと137Csの大気降下フラックスはそれぞれ,1-33mBq/m2と2-39 Bq/m2となり,事故以前に比べ1-2オーダー,3-4オーダー高い値を示した。90Srの大気降下フラックスと大気中放射能以前のバックグランドに戻りつつあるが,137Csの大気降下フラックスは高い値に留まる。FDNPP事故に起因する放射能汚染に対するモニタリング,モデル化,データ解析アプローチに関する情報を附属書類として示す。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
対流圏・成層圏の地球化学  ,  環境の汚染及び防止  ,  粒状物調査測定 
引用文献 (99件):
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る