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J-GLOBAL ID：201602203713316968   整理番号：16A0366567

豪雪過疎地域における広域的除排雪ボランティアシステム構築の実践的研究

著者 (7件)： 鈴木克典 (北星学園大 経済) ,  須田力 ,  水野眞佐夫 (北大 大学院教育学研究院) ,  瀧澤一騎 (北大 高等教育推進機構) ,  大沼進 (北大 大学院文学研究科) ,  大宮哲 (北大 低温科研) ,  小西信義 (北大 大学院文学研究科)
資料名： 北海道開発協会開発調査総合研究所研究助成の実績と研究成果(Web)
巻： 2013  ページ： 199-221 (WEB ONLY)  発行年： 2013年 
JST資料番号： U0696A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 雪処理の担い手不足の解決を目指す広域的ボランティアシステム作りに必要な3つの研究課題を設定し,実証と解決策の提示を試みた。社会工学的研究では,地域側関係者および大学・企業へのアンケートから援助者と被援助者のコーディネートと持続可能な関係構築への課題を検証した。文化人類学的・社会心理学的研究では,参与観察や聞き取り調査,心理的尺度測定により両者の非対称性を分析した。運動生理学的研究では,実験室と実地で除排雪作業の生理的応答と作業成績を分析し,ボランティアの資質や持続可能な除雪プログラムについて考察した。支援者と地域側の相互理解や連帯感の向上のための方策,体力を考慮した適切な人員配置手法などの重要性を指摘した。

シソーラス用語： 過疎地区 ,  *積雪寒冷地 ,  *ボランティア ,  社会工学 ,  文化人類学 ,  心理学 ,  生理学 ,  *除雪 ,  広域処理 ,  豪雪 ,  社会システム ,  実証実験
準シソーラス用語： 運動生理学 ,  豪雪地域 ,  災害ボランティア ,  社会心理学 ,  雪かき

分類 (3件)： 都市問題,都市防災  (RD01030O) ,  自然災害  (RA02030M) ,  雪氷学  (DC08000N)

引用文献 (4件)：

• 妹尾香織ら,2003: 援助行動経験が援助者自身に与える効果-地域で活動するボランティアに見られる援助効果-,社会心理学研究,18 ,2,106-118.
• 高木修,1996: 人を助ける心,東京,サイエンス社.
• 北海道,2005-2014:雪による被害状況(北海道).
• 前田洋枝ら,2004: 環境ボランティアによる資源リサイクル活動とエンパワーメント-参加者の有能感・連帯感・有効感の獲得と今後の活動意図-,廃棄物学会論文誌,15 ,5,398-407.

タイトルに関連する用語 (7件)： 豪雪 ,  過疎地域 ,  広域 ,  除排雪 ,  ボランティア ,  システム構築 ,  実践的研究