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J-GLOBAL ID：201602205228845203   整理番号：16A0016843

超臨界二酸化炭素中への水の添加によるヒドロゲルコンタクトレンズのサリチル酸を用いた含浸の強化

Enhanced impregnation of hydrogel contact lenses with salicylic acid by addition of water in supercritical carbon dioxide

著者 (3件)： YOKOZAKI Yuta (Dep. of Chemical Engineering, Tokyo Inst. of Technol., 2-12-1 S1-33, Ookayama, Meguro-ku, Tokyo 152-8550, JPN) ,  SAKABE Junichi (Dep. of Chemical Engineering, Tokyo Inst. of Technol., 2-12-1 S1-33, Ookayama, Meguro-ku, Tokyo 152-8550, JPN) ,  SHIMOYAMA Yusuke (Dep. of Chemical Engineering, Tokyo Inst. of Technol., 2-12-1 S1-33, Ookayama, Meguro-ku, Tokyo 152-8550, JPN)
資料名： Chemical Engineering Research and Design  (Chemical Engineering Research and Design)
巻： 104  ページ： 203-207  発行年： 2015年12月 
JST資料番号： E0282A  ISSN： 0263-8762  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 超臨界CO₂中でのソフトコンタクトレンズのサリチル酸による含浸は水の添加によって強化された。水を含む超臨界CO₂含浸は,0.34~2.18 g L^-1の水量で40°Cと11 MPaで実施された。水を含む超臨界CO₂に含浸されたコンタクトレンズは水を含まないものと比較してサリチル酸の高い担持量をもたらした。超臨界CO ₂含浸でのより高い水量はレンズからのサリチル酸の放出を遅くした。レンズ内の担持量と超臨界CO₂相中の濃度から水を含む超臨界CO₂中でのサリチル酸を用いたコンタクトレンズの含浸効率を評価した。水を含む超臨界CO₂含浸の効率は水溶液含浸よりも高かった。レンズの含浸効率は,超臨界CO₂含浸プロセスにおける水量と共に増加した。レンズ内に担持されたサリチル酸の量もまた超臨界CO₂中に溶解した水量と共に増加した。速度定数および指数パラメータを用いた放出モデルがコンタクトレンズからのサリチル酸の放出プロファイルをモデル化するために適用された。放出モデリングは,コンタクトレンズからの放出がFickian制御およびヒドロゲル膨潤制御放出の重ね合わせに起因することを示唆した。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *超臨界二酸化炭素 ,  *含浸 ,  *ヒドロゲル ,  *ソフトコンタクトレンズ ,  放出 ,  モデリング ,  *薬物放出 ,  膨潤 ,  水 ,  添加物効果 ,  含有量 ,  水分依存性 ,  芳香族カルボン酸 ,  フェノール類 ,  ヒドロキシ酸
準シソーラス用語： 薬物制御放出 ,  担持量

分類 (2件)： 眼の基礎医学  (GP01020C) ,  注射剤,眼科用製剤  (GY02050R)

物質索引 (1件)： サリチル酸

タイトルに関連する用語 (7件)： 超臨界二酸化炭素 ,  水 ,  ヒドロゲル ,  コンタクトレンズ ,  サリチル酸 ,  含浸 ,  強化