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J-GLOBAL ID：201602206399576657   整理番号：16A0107812

水道水質検査精度管理のための統一試料調査に関する経年分析(平成17~22年度):無機物

著者 (3件)： 久保田領志 (医薬品食品衛生研) ,  小林憲弘 (医薬品食品衛生研) ,  五十嵐良明 (医薬品食品衛生研)
資料名： 水道協会雑誌  (Journal of Japan Water Works Association)
巻： 84  号： 12  ページ： 15-22  発行年： 2015年12月01日 
JST資料番号： G0025A  ISSN： 0371-0785  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 厚生労働省が水道水質検査機関を対象に実施している水道水質検査精度管理のための統一試料調査において,平成17~22年度の6か年分の無機物の調査結果について経年分析を行った。検査法の使用機関割合の推移は,多くの年度でICP-MSが主であり,ICP-AES,FL-AASの順であった。棄却機関の割合については,FL-AAS,ICP-MS及びICP-AESの3群間で有意差が認められ,ICP-MSが他の2検査法に比べて低割合を示した。複数年度で対象となったアルミニウムについては,|Z|≧3の機関の割合は減少し,|Z|≦2や2<|Z|<3では増加傾向となった。また,棄却機関数は増加となったが増加機関数は数機関であり,検査回数を重ねることで分析精度が向上していると評価できた。(著者抄録)

シソーラス用語： *上水道 ,  水質 ,  水質試験 ,  *測定精度 ,  水質基準 ,  *アウトソーシング ,  ICP-MS分析 ,  ICP-AES分析 ,  無炎原子吸光分析 ,  アルミニウム ,  無機質
準シソーラス用語： *外部委託 ,  検査機関 ,  *検査法と手順 ,  *水質検査 ,  水道 ,  精度管理 ,  *無機物質

分類 (2件)： 上水道工学・用水処理一般  (SC02010X) ,  水質調査測定一般  (SB02060X)

引用文献 (3件)：

• 厚生科学審議会:厚生科学審議会答申「水質基準の見直し等について」(厚科審第5号)平成15年4月28日(2003)
• 厚生労働省:公益法人に係る改革を推進するための厚生労働省関係法律の整備に関する法律(法律102号)(平成15年7月2日)(2003)
• 厚生労働省:水質検査の信頼性確保に関する取組検討会報告書「水質検査の信頼性確保に関する取組について」平成22年11月(2010) http://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/kentoukai/dl/houkoku_101108_01.pdf

タイトルに関連する用語 (7件)： 水道 ,  水質検査 ,  精度管理 ,  試料 ,  調査 ,  分析 ,  無機物