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J-GLOBAL ID：201602206784653890   整理番号：16A0393274

選択型傾聴システムのための音信号提示手法の検討

著者 (5件)： 鈴木友美 (名古屋大 大学院情報科学研究科) ,  西野隆典 (三重大 大学院工学研究科) ,  石黒祥生 (名古屋大 未来社会創造機構) ,  戸田智基 (名古屋大 大学院情報科学研究科) ,  武田一哉 (名古屋大 大学院情報科学研究科)
資料名： 電子情報通信学会技術研究報告  (IEICE Technical Report (Institute of Electronics, Information and Communication Engineers))
巻： 115  号： 523(SP2015 94-164)  ページ： 1-6  発行年： 2016年03月21日 
JST資料番号： S0532B  ISSN： 0913-5685  資料種別： 会議録 (C)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 我々は日常的な環境音の中から,必要な音響情報を選択し聴取することができる。本研究ではこのように,ユーザが所望の音響情報を選択したり,その聴取方法を選ぶことが可能な選択型聴取システムの実現を目指す。本報告ではこの選択型聴取システムの提示部分である,音源信号の効率的な選択手法について述べる。N個の音源信号をそれぞれ傾聴対象とするか否かをバイナリ文字列で表現すると,合計2^N通りの組み合わせが存在する。この組み合わせを傾聴パターンと呼び,パターンの提示順をハミング距離が最小となるように決定することで,効率よくユーザが好みのパターン選択ができると考えられる。本研究では3方向の分離信号についてパターンの聞き比べやすさに対する主観評価実験を行ったところ,提案するパターン提示順決定方法の有効性が示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： コミュニケーション ,  音声信号 ,  *音声強調 ,  表示 ,  主観評価 ,  音響 ,  環境 ,  聴覚 ,  文字列 ,  システム ,  音源

分類 (1件)： 音声処理  (JE05000E)

タイトルに関連する用語 (3件)： 傾聴 ,  音信号 ,  手法