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J-GLOBAL ID:201602207479495573   整理番号:16A0299935

新生児マウスにおけるアデノウイルスベクターの形質転換特性の評価

Evaluation of Transduction Properties of an Adenovirus Vector in Neonatal Mice
著者 (10件):
資料名:
巻: 2015  号: Pathology  ページ: 685374 (WEB ONLY)  発行年: 2015年 
JST資料番号: U7008A  ISSN: 2314-6133  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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先天性疾患の遺伝子治療においては,新生児および乳児段階での治療が有効である。複製不能アデノウイルス(Ad)ベクターは遺伝性疾患の遺伝子治療研究に用いられているが,新生児や乳児のAdベクターの形質転換特性は十分に検討されていない。そのため,本研究では新生児マウスにおけるAdベクター介在形質転換特性を調べた。サイトメガロウイルス(CMV)プロモーター駆動性ルシフェラーゼ発現カセットを含む第一世代Adベクターを後眼窩洞を介して出生二日目の新生仔マウスに投与した。最高のAdベクターゲノムコピー数および導入遺伝子発現が新生児肝臓において観察された。新生児心臓は調べた器官中で導入遺伝子発現が二番目に高レベルであった。成体の肝臓と心臓における導入遺伝子発現レベルには約1500倍の差があったが,新生児肝臓は新生児心臓と比べて導入遺伝子の発現は約30倍の高レベルを示すのみであった。ホタルルシフェラーゼ発現のための肝臓特異的プロモーターは,他の臓器と比べて肝臓で100倍以上高いルシフェラーゼ発現を誘起した。Adベクターの投与後の新生仔マウスにおける明白な肝毒性は観察されなかった。これら知見は,新生児や乳児におけるAdベクターを用いた遺伝子治療における貴重な情報を提供する。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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先天性疾患・奇形の治療  ,  遺伝子操作 
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