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J-GLOBAL ID：201602210038651686   整理番号：16A0232996

イネ縞葉枯病の発生状況と防除対策 海外飛来に伴うヒメトビウンカの薬剤抵抗性の変化とリスク評価

著者 (2件)： 真田幸代 (農研機構 九州沖縄農業研究セ) ,  松村正哉 (農研機構 九州沖縄農業研究セ)
資料名： 植物防疫  (Plant Protection)
巻： 70  号： 2  ページ： 112-115  発行年： 2016年02月01日 
JST資料番号： G0617A  ISSN： 0037-4091  CODEN： SHBOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 2008年6月,イネ縞葉枯病の媒介虫であるヒメトビウンカが中国江蘇省から九州西海岸地域に大量に飛来した。これらはイミダクロプリドに薬剤抵抗性であり,かつRSV保毒虫率は非常に高いことが分かった。フィプロニル抵抗性の個体群も確認された。土着のヒメトビウンカとの交雑によりこれらの問題点の拡大が懸念された。本虫の飛来予測(JPP-NETなど)や薬剤抵抗性のモニタリング,RSV保毒虫率の把握等の防除対策の基礎となる情報入手が必要である。

シソーラス用語： イネ ,  *ヒメトビウンカ ,  害虫防除 ,  *縞葉枯病 ,  *農薬耐性 ,  RNAウイルス ,  イネウイルス ,  殺虫剤抵抗性 ,  イネ縞葉枯病 ,  *無脊椎動物 ,  微生物 ,  窒素複素環化合物 ,  有機塩素化合物 ,  ニトロアミン
準シソーラス用語： rice stripe virus ,  飛来

分類 (3件)： 植物の病虫害防除一般  (FC05010F) ,  害虫に対する農薬  (FB06020U) ,  昆虫・ダニによる植物被害  (FC04072U)

物質索引 (2件)： イミダクロプリド ,  フィプロニル

引用文献 (7件)：

• MA, C. Y. et al. (2007) : Chinese J. Rice Sci. 21 : 555~558.
• 松村正哉・大塚彰(2009):植物防疫 63:293~296.
• 大塚彰(2016):同上70:116~120.
• OTUKA, A. et al. (2010) : Appl. Entomol. Zool. 45 : 259~266.
• -et al. (2012) : ibid. 47 : 379~388.

タイトルに関連する用語 (7件)： イネ縞葉枯病 ,  状況 ,  防除対策 ,  飛来 ,  ヒメトビウンカ ,  薬剤抵抗性 ,  リスク評価