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J-GLOBAL ID:201602213151883842   整理番号:16A0439548

日本の水田土壌の湛水培養無機化窒素量の特徴とその簡易迅速評価法の開発 第3報 オーブンによる乾熱処理と不振とう水抽出およびCOD簡易測定による水田土壌の風乾土培養可給態窒素の簡易迅速評価法

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巻: 87  号:ページ: 125-128  発行年: 2016年04月05日 
JST資料番号: G0156A  ISSN: 0029-0610  CODEN: NIDHAX  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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筆者らは水田土壌の可給態窒素の迅速評価法として絶乾土水振とう抽出法(振とう法)を提案しているが,より簡易な手法として,家庭用オーブンレンジを用いて土壌の乾熱処理を行い,乾熱土に蒸留水を添加後手で30回転倒攪拌して有機態炭素(TOC)を抽出(不振とう法)後,TOC量をCOD簡易測定キットで測定する方法を検討した。24県の公立農業試験研究機関などの土壌100点を供試した結果,不振とう法で抽出されるTOC量は振とう法より11%減少したが,両方法の決定係数は0.96と高く,不振とう法の値を振とう法に変換可能である。オーブンレンジによる乾熱処理は120°C,2時間の処理が最も有効である。上記100点の土壌の120°C2時間処理と不振とう法によるTOCと振とう法のTOC,可給態窒素は高い相関を示した。また,上記100点の土壌の120°C2時間処理と不振とう法による抽出液をCOD簡易測定キットを用いてCODを測定し,TOC,可給態窒素との相関を調べた結果,CODとTOCの決定係数は高く,可給態窒素と高い正相関が認められた。以上から,家庭用オーブンレンジにより土壌を乾熱処理し,不振とう法により抽出した抽出液をCOD簡易測定キットで測定し,その結果から可給態窒素を推定することは可能である。
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分類 (2件):
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土壌化学  ,  稲作 
引用文献 (8件):
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