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J-GLOBAL ID：201602215655110775   整理番号：16A0232995

イネ縞葉枯病の発生状況と防除対策 福岡県におけるイネ縞葉枯病の発生状況と防除対策

著者 (1件)： 上村香菜子 (福岡県農林業総合試)
資料名： 植物防疫  (Plant Protection)
巻： 70  号： 2  ページ： 109-111  発行年： 2016年02月01日 
JST資料番号： G0617A  ISSN： 0037-4091  CODEN： SHBOA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 福岡県におけるイネ縞葉枯病は,2005年頃から増加傾向にあり,本病による減収が問題視されている。2008年,イネ縞葉枯病の媒介虫であるヒメトビウンカにイミダクロプリドやクロチアニジン,フィプロニルの薬剤感受性低下が確認された。これは,海外からの飛来個体群に起因しているものと推察された。問題地域にはピメトロジンやシラフルオフェン等による防除を指導している。ヒメトビウンカ多発の要因解析や,多発生を抑制するために生態的・耕種的対策,縞葉枯病耐病性品種の導入などを進めている。

シソーラス用語： イネ ,  *ヒメトビウンカ ,  *縞葉枯病 ,  RNAウイルス ,  イネウイルス ,  農薬耐性 ,  福岡県 ,  品種 ,  殺虫剤 ,  *害虫防除 ,  栽培的防除 ,  発生生態 ,  イネ縞葉枯病 ,  殺虫剤抵抗性 ,  耐病性品種 ,  *無脊椎動物 ,  微生物 ,  窒素複素環化合物 ,  有機塩素化合物 ,  ニトロアミン
準シソーラス用語： rice stripe virus ,  耕種的防除

分類 (3件)： 植物の病虫害防除一般  (FC05010F) ,  稲作  (FC03020C) ,  ウイルスによる植物病害  (FC04054G)

物質索引 (5件)： イミダクロプリド ,  クロチアニジン ,  シラフルオフェン ,  ピメトロジン ,  フィプロニル

引用文献 (5件)：

• 中村利宣ら(2008):九病虫研会報 54:158.
• -・藤吉臨(2009):同上 55:190.
• OTUKA, A. et al. (2010) : Appl. Entmol. Zool. 45 : 259~266.
• SANADA-MORIMURA, S. et al. (2011) : ibid. 46 : 65~73.
• 新海昭・土崎常男(1998):日本植物病害大事典,岸國平編,全国農村教育協会,東京,p.42.

タイトルに関連する用語 (4件)： イネ縞葉枯病 ,  状況 ,  防除対策 ,  福岡