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J-GLOBAL ID：201602216146223990   整理番号：16A0227563

狭線幅レーザーとOPLL(Optical Phase-Locked Loop)及び光注入同期を用いた超多値ディジタルコヒーレント伝送

Ultra-Multilevel Digital Coherent Optical Transmission Employing a Narrow Linewidth Laser, an Optical Phase-Locked Loop Circuit and Injection-Locking Scheme

著者 (2件)： 葛西恵介 (東北大 電通研) ,  中沢正隆 (東北大 電通研)
資料名： レーザー研究  (レーザー学会誌)
巻： 44  号： 2  ページ： 106-110  発行年： 2016年02月20日 
JST資料番号： X0335A  ISSN： 0387-0200  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 高速で大容量の光通信の需要の高まりと共に,多値変調を用いたディジタルコヒーレント伝送に関す研究が進展している。多値変調方式の中で特に直交振幅変調(QAM)に着目した。QAMでは,周波数安定度の高いコヒーレント光源と,高精度な光位相同期技術が重要となる。1.5μm帯周波数安定化ファイバレーザとOPLL回路技術を開発している。本報告では,これらの技術と超多値ディジタルコヒーレント伝送技術について紹介した。¹³C₂H₂周波数安定化ファイバレーザや光位相同期回路を説明した。周波数安定化ファイバレーザとOPLL回路を利用したディジタルコヒーレント伝送の結果を示した。光注入同期法で2048 QAM等の超多値コヒーレント伝送を実現できる可能性があった。

シソーラス用語： 送信 ,  *コヒーレント通信 ,  *光通信 ,  *ディジタル通信 ,  ディジタル変調 ,  多値符号 ,  注入同期 ,  *位相同期ループ ,  *半導体レーザ ,  スペクトル線幅 ,  狭帯域 ,  QAM【信号】 ,  周波数安定度 ,  コヒーレント光 ,  光源 ,  位相同期 ,  周波数安定化 ,  ファイバレーザ ,  光信号
準シソーラス用語： *コヒーレント伝送 ,  光位相同期ループ ,  多値変調

分類 (1件)： 光通信方式・機器  (ND10000B)

引用文献 (19件)：

• 中沢正隆、鈴木正敏、盛岡敏夫:光通信の飛躍的高度化(オプトロニクス,2012).
• P. Winzer: IEEE LEOS News Letter 23 (2009) 4.
• K. Kasai, A. Suzuki, M. Yoshida, and M. Nakazawa: IEICE Electron. Express. 3 (2006) 487.
• K. Kasai, J. Hongo, M. Yoshida, and M. Nakazawa: IEICE Electron. Express. 4 (2007) 77.
• M. Nakazawa, S. Okamoto, T. Omiya, K. Kasai, and M. Yoshida: IEEE Photon. Technol. Lett. 22 (2010) 185.

タイトルに関連する用語 (7件)： 線幅 ,  レーザー ,  OPLL ,  光注入同期 ,  多値 ,  ディジタル ,  コヒーレント伝送