抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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聴覚ディスプレイは両耳の刺激により仮想的な3次元音空間を提示するシステムである。従来聴覚ディスプレイは,HRTFなどの畳み込みをDSP(digital signal processor)やネイティブCPUで行っていたが,高速ネットワークが使える現在において長いインパルス応答等の高精細レンダリングを考えた場合,高性能なコンピュータをサーバとしてネットワーク経由でレンダリングする方が,柔軟で汎用的なシステムができると考えられる。我々は,ネットワーク型の聴覚ディスプレイシステムを開発し,これを活用したバーチャルコンサートシステムを構築した。演者のアバターとしての3Dキャラクタ歌手の動きについてはKinectより制御し,前向き,後ろ向きなどの音源指向性や,頭部運動に感応するシステムである。本システムの概要について報告する。(著者抄録)