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J-GLOBAL ID：201602217948450760   整理番号：16A0097358

石油タンク底板内面コーティングの電気的特性評価-CPEを用いたインピーダンススペクトルの解釈-

Evaluation of Electrical Properties of Organic Coating on Internal Bottom Plate of Oil Storage Tank-Interpretation of Impedance Spectra Using Constant-Phase Element-

著者 (5件)： 徳武皓也 (消防庁 消防大学校 消防研究セ) ,  西晴樹 (消防庁 消防大学校 消防研究セ) ,  伊藤大輔 (横浜国大 大学院工学研究院) ,  岡崎慎司 (横浜国大 大学院工学研究院) ,  芹沢礼孝 (石油天然ガス・金属鉱物資源機構)
資料名： 材料と環境  (Corrosion Engineering of Japan)
巻： 65  号： 1  ページ： 24-30  発行年： 2016年01月15日 
JST資料番号： F0006A  ISSN： 0917-0480  CODEN： ZAKAEP  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 石油タンク底板内面に適用されている重防食コーティングの余寿命評価手法の開発を目的として,塗装鋼板の3wt.%NaCl水溶液への85日間の浸漬試験および266か月間石油が貯蔵された実石油タンクのフィールド調査によって,コーティングのインピーダンス特性を検証した。その結果,コーティングのインピーダンスは一つのCPE(Constant-phase element)の等価回路モデルで解析することができた。このインピーダンススペクトルに現れるCPEの特徴は,コーティング内部への電解質溶液の浸透によって引き起こされることが明らかとなった。さらに,CPEのフィッティングパラメータ値を用いて,コーティングの経年劣化を定量的に評価できることが示唆された。(著者抄録)

シソーラス用語： *油タンク ,  用途別板 ,  *表面被覆 ,  防食 ,  塗装 ,  防食塗料 ,  ビニルエステル樹脂 ,  合成樹脂塗料 ,  フレーク ,  ガラス ,  プレコート鋼板 ,  塩化ナトリウム ,  *浸漬試験 ,  現地調査 ,  *インピーダンススペクトル ,  モデル ,  等価回路 ,  劣化 ,  構造用鋼 ,  鋼材 ,  特性 ,  評価 ,  電気測定 ,  *腐食試験 ,  位相 ,  SS400 ,  インピーダンス測定 ,  インピーダンス特性 ,  重防食塗装 ,  *ベースプレート ,  *内面被覆
準シソーラス用語： ガラスフレーク ,  経年劣化 ,  重防食 ,  定位相要素 ,  定量的評価 ,  *底板 ,  *等価回路モデル ,  *内面コーティング

分類 (2件)： 腐食基礎理論,腐食試験  (WB03020Q) ,  石油精製一般  (YF02010M)

引用文献 (32件)：

• 1) S. Hanaki, M. Yamashita, H. Uchida and M. Zako, J.Soc.Mater.Sci.Jpn, 54 [1] 32 (2005).
• 2) A. Miszczyk and K. Darowicki, Corros.Sci., 40 [4-5] 663 (1998).
• 3) M. Ehsani, H. A. Khonakdar and A. Ghadami, Prog.Org. Coat., 76 [1] 238 (2013).
• 4) D. Ito, S. Okazaki, K. Iwata and T. Tsuchida, Hihakai Kensa (J.NDI), 59 [5] 209 (2010).
• 5) W. Funke, Prog.Org.Coat., 9 [1] 29 (1981).

タイトルに関連する用語 (6件)： 石油タンク ,  底板 ,  内面コーティング ,  電気的特性 ,  評価 ,  インピーダンススペクトル