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J-GLOBAL ID:201602218873640025   整理番号:16A0299222

収穫季の揚子江デルタ地域の農村地域におけるオゾン汚染の主因の検討

Examining the major contributors of ozone pollution in a rural area of the Yangtze River Delta region during harvest season
著者 (9件):
資料名:
巻: 15  号: 11  ページ: 6101-6111 (WEB ONLY)  発行年: 2015年06月 
JST資料番号: U7039A  ISSN: 1680-7316  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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開放バイオマス燃焼(OBB)は,非メタン炭化水素(NMHC)の顕著な量を排出し,都市プルームとOBBの混合は,地域オゾン(O3)汚染を悪化させる可能性がある。本研究では,小麦残留物の集中的な開放焼却期の,2010年5月15日~6月24日の,揚子江デルタ地域(YRDR)の北端の農村部で,観測野外キャンペーンを実施した。そのサイトにおけるオキシダント(Ox=O3+NO2)の正味光化学生成速度を,実時間の環境測定(O3,揮発性有機化合物(VOCs),NOx(NO2+NO),J値)によって制約したボックスモデル(地域大気化学機構,バージョン2))に基づいて評価した。この結果は,現場光化学とYRDRの都市部からの直接輸送の両方が,そのサイトの高いOx濃度の原因であることを示した。OBB影響事例では,昼間のOxの正味光化学生成が顕著で,6時間平均のOx生成速度は13±4ppbv h-1(最大値は12:00CSTにおいて,21ppbv h-1)であった。光化学Ox生成は,1日のNOxの迅速な光化学消費によって,午前のVOC限定から午後のNOx限定まで変化した。正値行列因子分解との結合解析は,YRDRの農村地域のO3汚染は,都市部の排出に大きく影響され,OBB関連の排出量も,特に午後に,現場光化学生成に寄与した事を実証した。上記の研究は,都市部のNMHCs(例えば,芳香族物質)とNOx排出量の両方を低減する共同努力と局所的OBB活動が,YRDRの農村部における高O3汚染リスクを排除するのに有効である可能性を示唆した。(翻訳著者抄録)
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分類 (1件):
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気圏環境汚染 

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