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J-GLOBAL ID：201602220868887335   整理番号：16A0315445

生物生息適地モデルと相補性解析による河川における環境保全優先箇所の選定

著者 (6件)： 前田義志 (国土技術政策総合研) ,  前田義志 (パスコ) ,  上野裕介 (国土技術政策総合研 防災・メンテナンス基盤研究セ) ,  上野裕介 (東邦大 理) ,  中村圭吾 (国土技術政策総合研) ,  服部敦 (国土技術政策総合研)
資料名： 土木技術資料  (月刊土木技術資料)
巻： 58  号： 4  ページ： 36-41  発行年： 2016年04月01日 
JST資料番号： G0921A  ISSN： 0386-5886  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 河川水辺の国勢調査の魚類調査結果及び物理環境調査結果を用いて,生物生息適地モデル化手法(MaxEnt)により多摩川の直轄区間の希少種の生息ポテンシャルを求めた。この結果を用いて生物多様性の観点から相補性解析(MARXAN)により河川の環境保全優先箇所を選定した。これらの手法を河川環境の管理に用いる場合の課題や活用法等について概説する。(著者抄録)

シソーラス用語： *河川環境 ,  生息環境 ,  生息場所 ,  *魚類 ,  生態系 ,  生物多様性 ,  モデリング ,  *環境保全 ,  河川 ,  関東地方 ,  個体群 ,  生物絶滅 ,  自然保護 ,  相補性 ,  国勢調査 ,  環境調査 ,  魚類調査 ,  多摩川 ,  準絶滅危惧種
準シソーラス用語： 希少種

分類 (3件)： 生態系  (EE01040P) ,  河川調査・計画  (RC12020M) ,  自然保護  (SB06000L)

引用文献 (7件)：

• 社会資本整備審議会:安全を持続的に確保するための今後の河川管理のあり方について〔答申〕、2013
• 上野裕介、栗原正夫:GISと生息適地モデルによる広域スケールでの生物の生息環境の評価と地図化の試み、土木技術資料、第56巻、第11号、pp.22~25、 2014
• 楯慎一郎、小林稔:物理環境からみた全国河川の状況、リバーフロント研究所報告、第19号、pp.87~95,2008
• 赤坂宗光、森章:自然保護区のマネジメント-設置の計画から管理のあり方まで、エコシステムマネジメント-包括的な生態系の保全と管理へ-(森章編)、PP.73~95、共立出版、2012
• Phillips,S.J.,Anderson,R.P.and Schapire,R. E.:Maximum entropy modeling of species geographic distributions, Ecological Modelling, Vol.190,pp.231-259,2006

タイトルに関連する用語 (10件)： 生物 ,  生息 ,  モデル ,  相補性 ,  解析 ,  河川 ,  環境保全 ,  優先 ,  箇所 ,  選定