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J-GLOBAL ID:201602221186244320   整理番号:16A0533364

日本海溝に発生する地震による確率論的津波ハザード評価の手法の検討

著者 (19件):
資料名:
号: 400  ページ: 222P  発行年: 2015年12月24日 
JST資料番号: S0552A  ISSN: 0917-057X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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2011年東北地方太平洋沖地震の巨大津波による大災害に鑑みて,政府の地震調査研究推進本部は地震調査委員会に津波評価部会を設置し,今後の津波防災のための津波予測と評価手法の検討を実施した。本稿は,この検討に基づいた日本海溝における津波予測とそのハザード評価の結果についての報告である。地震活動評価における地震分類を参考にして,日本海溝に起き得る地震として,繰り返し発生する地震,それを上回る地震及びより小規模な背景地震を含め,Mw7.0~Mw9.4規模の地震を対象とし,特性化震源モデルを設定した。発生確率は,ポアソン過程とBPTモデルを基準とした。地震モデルに基づいて,数値計算により沿岸での最大水位上昇量を推定した。以上の結果から,各沿岸地点が津波高Hに見舞われる超過確率Pを算出し,ハザードカーブを求めた。なお,ポアソン過程およびBPTモデルの2通りの地震発生確率モデルに従って,2通りのハザードカーブを試算している。特性化震源モデルの策定にあたっては,大滑り域の個数と配置について配慮した設定を行っている。また,ハザードカーブの算出に当たっては,地域の詳細地形モデルに基づいて,浸水範囲,浸水深さの再計算をも行っている。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
波浪,潮流  ,  自然災害 

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