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J-GLOBAL ID：201602224136265185   整理番号：16A0648464

琵琶湖における新たな水質指標に関する研究

著者 (21件)： 早川和秀 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  岡本高弘 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  五十嵐恵子 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  五十嵐恵子 (滋賀県南部環境事務所) ,  古角恵美 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  廣瀬佳則 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  一瀬諭 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  古田世子 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  田中稔 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  永田貴丸 (滋賀県琵琶湖環境科学研究セ) ,  津田久美子 (草津市役所) ,  清水芳久 (京大 流域圏総合環境質研究セ) ,  日下部武敏 (京大 流域圏総合環境質研究セ) ,  三崎健太郎 (京大 流域圏総合環境質研究セ) ,  中野伸一 (京大 生態学研究セ) ,  藤嶽暢英 (神戸大 大学院農学研究科) ,  山田悦 (京都工繊大 環境セ) ,  布施泰朗 (京都工繊大 環境セ) ,  田中仁志 (埼玉県環境科学国際セ) ,  杉山裕子 (兵庫県大 環境人間) ,  丸尾雅啓 (滋賀県大 環境科学)
資料名： 滋賀県琵琶湖環境科学研究センター研究報告書(Web)
号： 10  ページ： 52-75 (WEB ONLY)  発行年： 2015年 
JST資料番号： U0796A  ISSN： 1882-8612  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水環境での難分解性溶存有機物の生物影響評価のため,フルボ酸を抽出し,藻類,魚類,甲殻類への毒性影響試験をした。トリハロメタン生成能試験では特に大きくはなかった。琵琶湖における有機物管理と指標を検討し,従来指標のCODよりもTOC導入,COD併置などが必要と考えた。N/P比増加による植物プランクトンへの影響を検討した。栄養塩添加試験の結果,北湖の植物プランクトン増殖はリン制限下にあった。しかし,南湖では制限されない場合もあったが,栄養塩削減努力継続が望ましい。

シソーラス用語： 湖沼 ,  *指標 ,  有機化合物 ,  *環境影響 ,  フルボ酸 ,  藻類 ,  魚類 ,  甲殻類 ,  トリハロメタン ,  有機物 ,  COD【水質】 ,  *TOC【炭素】 ,  植物プランクトン ,  栄養塩類 ,  腐植 ,  健康被害 ,  成長阻害 ,  メダカ ,  急性毒性 ,  クラミドモナス科 ,  評価 ,  毒性試験 ,  N/P比 ,  琵琶湖 ,  環境指標 ,  緑藻植物門 ,  枝角亜目 ,  オオミジンコ ,  ミジンコ ,  ムレミカヅキモ ,  ミジンコ属 ,  難分解性物質 ,  植物 ,  隠花植物 ,  無脊椎動物 ,  指数 ,  カダヤシ目
準シソーラス用語： 環境指数 ,  緑藻類 ,  枝角類 ,  Daphnia magna ,  Daphnia pulex ,  Pseudokirchneriella subcapitata ,  フミン物質 ,  ミジンコ類 ,  影響評価 ,  栄養塩 ,  *水質指標 ,  生体影響 ,  難分解性有機物

分類 (5件)： 湖沼汚濁  (SB02030Q) ,  水質管理  (SB02050M) ,  動植物被害  (SB02090E) ,  環境問題  (SA01020V) ,  その他の汚染原因物質  (SB05040W)

引用文献 (50件)：

• Bergstrom, A.N.N.K., Jansson, M. (2006): Atmospheric nitrogen deposition has caused nitrogen enrichment and eutrophication of lakes in the northern hemisphere. Global Change Biol., 12(4): 635-643.
• Bulgakov, N.G., Levich, A.P. (1999): The nitrogen: Phosphorus ratio as a factor regulating phytoplankton community structure: Nutrient ratios. Arch. Hydrobiol., 146(1): 3-22.
• Downing, J.A., McCauley, E. (1992): The nitrogen: phosphorus relationship in lakes. Limnol. Oceanogr., 37: 936-945.
• Campanella, L., Cubadda, F., Sammartino, M.P., Saoncella, A. (2001): An algal biosensor for the monitoring of water toxicity in estuarine environments. Water Res., 35: 69-76.
• Celis, R., Cornejo, Hermos?n, M.C. Koskinen, W.C. (1997): Sorption-Desorption of Atrazine and Simazine by Model Soil Colloidal Components, Soil Sci. Soc. Am. J. 61(2):436-443.

タイトルに関連する用語 (3件)： 琵琶湖 ,  水質指標 ,  研究