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J-GLOBAL ID:201602227699353263   整理番号:16A0864786

パイロット規模のメンブレンバイオリアクターにおける高有機負荷後の微生物群落組成の変化の微細スケールモニタリング

Fine-scale monitoring of shifts in microbial community composition after high organic loading in a pilot-scale membrane bioreactor
著者 (6件):
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巻: 121  号:ページ: 550-556  発行年: 2016年05月 
JST資料番号: G0535B  ISSN: 1389-1723  CODEN: JBBIF6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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生物学的排水処理では,都市排水が有機炭素濃度などの物理化学的パラメータの予期しない変化を経験することがある。本研究の目的は,メンブレンバイオリアクター(MBR)の活性汚泥中の微生物群落が,高い有機負荷に適応し,反応器運転中の分解能力をいかに維持するかを理解することにある。パイロット規模のMBRを19日間運転した。8日目に,合成廃水中の有機物の濃度は450から900mgの化学的酸素要求量(COD)/Lに増加した。高い有機負荷の条件下でも,COD除去率は高く,85.3~91.4%の範囲であった。16S rRNA遺伝子のハイスループットシーケンシングにより,微生物群落は有機負荷の増加に伴って大幅に変化した。8日後,β-プロテオバクテリアに属するアクアバクテリウムおよびアゾスピラ関連の操作的分類単位(OTU)が支配的になった。これは潜在的に有機物質の分解を促進し,活性汚泥の微生物の多様性を減少させた。有機物の分解に溶存酸素(DO)を使用したため,反応器内のDOレベルは低下した。これは好気性だけでなく嫌気性細菌,例えばクロストリジウム(Clostridia)属の細菌に関連するOTUのサブセットの増加をもたらした。この間,嫌気性微生物はMBRの性能を維持するために有機物質の分解に寄与した可能性がある。一方,ハイスループットシークエンシングは,活性汚泥中の候補系統部門SR1およびアンモニア酸化古細菌に属する,未だ培養されていない微生物またはマイナーな微生物を同定することも可能にした。Copyright 2017 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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下水,廃水の生物学的処理 
引用文献 (43件):

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