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J-GLOBAL ID:201602232465559245   整理番号:16A1305261

応力分布および拡散性水素濃度分布を考慮した局所限界条件に基づく高強度鋼溶接金属の低温割れ発生特性に関する検討

著者 (4件):
資料名:
巻: 34  号:ページ: 67-80(J-STAGE)  発行年: 2016年 
JST資料番号: U0047A  ISSN: 0288-4771  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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鉄鋼材料の高強度化が進み溶接鉄鋼構造での鋼材使用量の低減が図られるようになってきたが,一方で高強度化に伴う水素脆性感受性の鋭敏化が問題となっている。本研究においては,この課題への対応の一環として高強度鋼の溶接の伴う水素の侵入に起因する低温割れに着目し,発生限界を検討した。応力場を考慮した水素拡散,高強度鋼溶接金属の低温割れ局所限界条件(低歪速度引張試験と水素透過試験),およびY型溶接割れ試験における低温割れ発生特性について,実験および数値解析を用いて検討した。検討の対象は980MPa級高強度溶接金属とした。これらの検討から最大主応力および拡散性水素濃度の極大値を用いた低温割れの局所限界条件を導くことができたことを示した。
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分類 (2件):
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溶接設計,溶接構造物  ,  金属材料 
引用文献 (25件):
  • 1) T. Kasuya: Cold Cracking Susceptibility of Steel Welds and its Prevention, Journal of the Japan Welding Society, 70-6 (2001), 650-658. (in Japanese)
  • 2) T. Kasuya: Hydrogen in Steel and Cold Cracking Susceptibility, Journal of the Japan Welding Society, 82-8 (2013), 569-593. (in Japanese)
  • 3) Y. Ito and K. Bessyo: Cracking Parameter of High Strength Steels Related to Heat Affected Zone Cracking, Journal of the Japan Welding Society, 37-9 (1968), 983-991. (in Japanese)
  • 4) H. Suzuki: Root Cracking and Maximum Hardness in High-Strength Steel Welds, Quarterly Journal of the Japan Welding Society, 2-3 (1984), 376-382. (in Japanese)
  • 5) F. Matsuda, H. Nakagawa, H.S. Park and S. Katoh: Effect of Hardness and Chemical Compsition on Cold Cracking of Quenching Crack Type, Quarterly Journal of the Japan Welding Society, 6-4 (1988), 526-530. (in Japanese)
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